林良一ブログ RYO'S METHOD

テクニカル系船釣りの技術論(METHOD)や精神論をメインに、ちょこっと料理のことなども!

先日釣り教室にご参加いただきましたウエカツさん。

魚の伝道師として知られ、特に魚の締め方に精通、釣った魚をより美味しく食する術をメディアで惜しげもなく発信されています。

そんなウエカツさんよりショウサイフグの締め方を教えていただきました。

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フグをさばくにはフグ調理師資格などが必要です、さばきは必ず船宿さんにお任せいただけたらと思います。


釣り上げたフグは暫くバケツで休ませた後、フグの頭のこの部分に包丁の切っ先を入れて中骨を断ちます。

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海水の中でしばらく血抜きした後、ワイヤーを背骨の中に通して神経締めをします。

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その後は魚の体温が上がるそうで、それを防ぐ意味で7℃前後の海水氷にしばし浸けます。

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フグの目、黒目の外側の金色の線がクッキリと出てくれば終了、氷を直接当てないようにクーラーに仕舞まっておきます。

※くれぐれもご自分でさばかないようお願いいたします。


そしてウエカツさんに「ショウサイフグの美味しい食べ方は?」とお聞きしたところ刺身とのことで、「素人の僕にはフグの薄造りは難しく・・・」なんてお話ししていると・・・

「いやいや、3枚におろした身を4つ位にゴロゴロと切るんです。そうすると、口の中で噛むほどにうま味があふれ出て来るんですと!」と!!

ウエカツさんに締めていただいたフグを使って、帰宅後早速造ってみました!

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左がウエカツさんおすすめの(便宜上)角切り、右がいつもの薄造り、半身ずつをあわ漬け醤油に一味をパラリと入れて食べ比べしてみました!


まずは薄造りです!

通常よりもうま味と甘みが濃く、味の違いが断然感じられました!!

次に角切りですが、同様にあわ漬け醤油につけて口の中に、3噛み位からうま味が、5噛み、10噛みすると口の中一杯にうま味と甘みが広がり、鼻腔からは何とも言えないフグの風味を感じました。

角切りを箸で摘まむと何かホタテの刺身のようにも見えます(笑)

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そんな感想をウエカツさんにお伝えすると・・・

「ただし、おいしくフグを食べられる反面、(締めている時間があるので)明らかに釣果は下がりますが!笑」と返信をいただきました。


魚をより美味しく食す知識を沢山お持ちのウエカツさん、今後釣り教室にゲストとしてお呼びさせていただきたいと考えております。

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【釣り教室のご案内】

4月:第二弾 カサゴ釣り教室 at えさ政さん・募集中です!
美味しいカサゴが釣れています!!
お後4名様となりました。

5月:第三弾湾(ショウサイ)フグ釣り教室 at えさ政さん・募集中です!
シーズン限定貴重な白子が入ってきました!!

第二弾 湾(ショウサイ)フグ釣り教室 at えさ政さん・満船御礼キャンセル待ちとさせていただきました。

※会社の釣りクラブや、釣り好きのお仲間での、プライベートでの釣り教室もお受けしております!



お気軽にご相談いただけたらと思います。ブログ右上の「メッセージ」にてお問合せいただけたらと思います。


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プライベートでの平日開催の釣り教室もご相談うけたまわります。


1日船上で使用したリールは、たとえ飛沫を浴びていなくてもラインの出し入れによって海水がミスト状になりまとわりついていることになります。

海水は乾けば塩が残りますので、リール内部に入った場合はギアの噛み合いやクラッチなど、リールの可動部に支障をきたすことがあり、これを「塩噛み」と呼んでいます。

塩噛みしてしまうと、最悪ハンドルが回らなくなる、クラッチが切れなくなるなどがあり、船上で発生した場合はその日そのリールは使えないことになってしまいます・・・


そうした塩水下で使用したリールは、できれば下船後船宿さんの水道で塩分を洗い流すと良いのです。

そして帰宅後、リールの6面に10秒ずつ、ハンドルを回しながら、クラッチを切りながらシャワーにした流水を当てています。

※あくまでも常温の水で、お湯はリールの油分を流してしまいます。

これはハンドル側、その反対側で2面。

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ラインが出る前方、その反対側のクラッチ側で2面。

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リールの真上側、その裏側のリールフットで2面。

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その後手に持って水切り穴から水抜きするように振り、サイドプレートを外して陰干しし、乾燥したらベアリングや可動部に注油して組み上げればOKです!

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船上でトラブルが無いように使用後はいつもこのようにケア、メンテナンスをしています。


※定期的なメンテナンスは、SLPにお任せいただけたらと思います。



【釣り教室のご案内】

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美味しいカサゴが釣れています!!
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5月:第三弾湾(ショウサイ)フグ釣り教室 at えさ政さん・募集中です!
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今季第二回目となる湾(ショウサイ)フグ釣り教室をえさ政さんで開催させていただきました。

トップシーズンに近づいているショウサイフグ、さてどんな展開になるのでしょうか。

今回は「ウエカツさん」こと魚の伝道師として魚を食べる事の意味を発信している上田 勝彦さんにもご参加いただきました。

 

皆さんがお揃いになり、船上でレクチャーを始めさせてただきました。

 

レクチャー終了後女将さんのお見送りを受けて出船、岩越船長はまずは富津沖を目指しました。

 

出船後は、魚との接点となる大切なエサ付けをお伝えさせていただいております。

 

ポイントの富津沖までは航程1時間余り、アンカーを打って釣り開始となりました。

富津沖は潮見に反してかなり速い潮となっており、艫側に流される仕掛けに苦戦しながらの序盤でした。

 

さて、船中ポツポツとショウサイフグが上がる中ロッドを出してみました。

上げ潮一杯から1時間余りの時間帯にしては早すぎる下げ潮の中での釣りとなりました。

そんな状況の中でアタリが遠い場合、広範囲を探ろうと遠投すると海中にあるラインの量(長さ)が増えることになり、より潮に押されることになります。

そんな時海中のラインはループ状となり海底の仕掛けが浮き気味になります。

海底で仕掛けが動いていると、特に活性が低い時にはアタリが激減することと、ラインが吹かれている分アタリもかなり微細に、それも鈍角的なアタリとなって現れます。

そんなアタリを創り出し、ラインスラッグを考えアワセを入れた後に素早く数回巻きアワセを入れました。

 

ロッド:メタリア湾フグ S-175   リール:アドミラ   ライン:UVF PEデュラセンサー × 12EX+Si3

 

リーダー:ディーフロン船ハリス200FX    カットウ:D-MAX フグカットウ針SS

仕掛け:オリジナルのチラシバリ仕掛け

 

富津沖で一しきり釣りをした後に大貫沖に移動、ここでは緩くなってくる筈の潮が段々と速くなってきたり、何とも潮見とは異なる流れの中での釣りとなりました。

 

 

そよそよ南風が吹き始めた頃に沖上がり、春の薫風に追いかけられるように帰港いたしました。

下船後は宿の裏手にて当日の状況をお話しさせていただきました。

 

 

ご参加いただきましたありがとうございました。

ショウサイフグはこれから白子が大きくなり活発にエサを追うようになると思います。

 

えさ政さん、大船長、女将さん、岩越船長、佐川船長、この度もたいへんお世話になりました。

 

今後のえさ政さんでの釣り教室は4月29日月曜日・祝のカサゴ釣り教室・募集中、5月12日日曜日の湾(ショウサイ)フグ釣り教室・募集中となります。

 

【釣り教室のご案内】

4月:第二弾 カサゴ釣り教室 at えさ政さん・募集中です!
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お後4名様となりました。

5月:第三弾湾(ショウサイ)フグ釣り教室 at えさ政さん・募集中です!
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