林良一ブログ RYO'S METHOD

テクニカル系船釣りの技術論(METHOD)や精神論をメインに、ちょこっと料理のことなども!

えさ政釣船店さんにて今月2回、来月にも開催予定がある湾フグ(アカメフグ)釣り教室ですが、開催に伴いご参加予定の方々からご質問をいただいております。

その中で一番多いのが「仕掛けについて」です。

湾フグのカットウ仕掛けには、従来からある大き目の親バリに、エサであるアカエビの尾の部分を刺すものと、親バリを分散させる形のチラシバリ仕掛けがあります。


湾フグ釣りを始めた当初、アタリが物凄く小さい割には、柔らかなエビの剥き身をエサとして使う釣りに疑問を抱いていたものでした。

それは・・・

外房のフグ釣りでは、エサに硬いベロがあるアオヤギの剥き身を使い、30号オモリで硬調子のカワハギ竿を使って釣っても、目感度はおろか、手感度にも、そのベロをフグが噛み切るアタリが鮮明に分かるのでした。

「こんな柔らかなエビの剥き身を、フグのクチバシ状の口でサクッと切り取るように食べて行かれたら、やはりアタリは出難いよなぁ・・・、それも、ハリから離れた先の方だと余計にそうなるよな・・・」と考えていたものでした。

そこで・・・

「では、エサのエビを幾つかに切り分け、その各々にハリ付けすれば、どのエサを食べに来てもアタリが出やすく、エサに隣り合ったハリスを噛んでもアタリとして認識できるのでは?」との考えから、ハリを小さなもの3つに分散し、その各々のハリを段付きにずらしたチラシバリ仕掛けが誕生したのでした。

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実際に使ってみると、従来の仕掛けよりもアタリを大きく出し、思惑通りにアタリを出すのに特化した仕掛けとなりました。

アタリが出さえすれば、アワセを入れて、カットウにフグを掛ければ良いわけで、自論ですが「湾フグ釣りはアタリを出すのが8割」の釣りと言い換えることができます。


この仕掛けで頭角を現していった十数年前、当時の湾フグ釣りの名手にこう言われたものでした・・・



湾フグ釣り・チラシバリ仕掛け 後編 に続きます



1月17日(日)、大田区羽田のえさ政釣船店さんにて、今季好調なアカメフグ釣り教室を開催させていただきました。


今回ご参加いただきましたのは21様、いつも多くのご参加ありがとうございます。


 

当日、まだ夜の明けきらぬ宿では、これからの釣りに期待十分の皆さまが集いました。


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釣り教室では、出船前のレクチャーをさせていただいていて、今回は、湾フグ釣りの中でもこの時期釣れ盛るアカメフグを中心に、適したタックル、釣り方、そして、食味の良さゆえの食べ方などもお話しさせていただきました。


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30分位でレクチャーは終了、岩越船長が舵を握る船は定刻、本牧埠頭の堤防を目指し舫を解かれるのでした。


 

僕は船を一回り、皆さんとお話ししながら航行すること30分余り、堤防際のポイントから釣り始めました。


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ここでは右舷艫の「たけちゃん」こと武田さんが開始早々釣り上げました! 「ガマガエル」に相応しい大型です。


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対角の釣り座、左舷舳の吉内さんもそれに続きます。中型ながら連釣、幸先の良いスタートとなりました。


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ただ、出船前の岩越船長いわく「昨日は富岡沖で良かったので、最初は堤防際をやってみて、潮をみて富岡に移動しますね」の通り、このポイントは小一時間ほどで移動、平場の富岡沖で釣りを再開しました。


 

小移動の距離で釣り再開、昨日もご一緒させていただいた大石さんが美味しそうな1匹をGETです!


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仕掛け作り教室にもご参加いただいている貝吹さん。この日4匹と、みるみる腕をあげております。気が付けば、オモリは何とタイドブレイカー、湾フグ釣りにこのオモリはオススメで、このところ僕も愛用しております。


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「松ちゃん」こと松永さんもデップリとした1匹を釣り上げました。「誘い下げしてすぐにアタリがあって」と、バッチリと誘いが合っている証拠ですね!


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「釣れない時はどうしたらよいですかね~?」と、僕がお聞きしたい質問を投げかけてくる岸さん(笑) そんな中、カワハギ釣りで培った集中力で、アタリがあればこの通り、お見事です!


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当日は僕らの教室の船と、乗り合い船の2艘出しでした。乗り合い船の春彦船長が、沖で僕らの船を撮ってくれました。


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中盤から僕も竿を出させていただきました。


エビが自然落下する位のスピードで誘い下げて・・・


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着底後はステイ、竿先を凝視します。活性が低い時ほど長めにです!


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極小さなアタリに即アワセ、良い所に掛かっていました。


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船長は定点に船を止め、アタリが遠のくと船2艘分くらいの移動を繰り返しながらポイントをずらし釣らせてくれます。


 

「あっ、根掛りだ・・・、ん? 巻ける巻ける」と、アワセを入れた直後に根掛りかと思うほどの大型、40cm近いガマガエルを釣り上げた「ゴウちゃん」こと三浦くん!


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名手の「おかちゃん」こと岡崎さんは、ウケ狙いで?サメをGETです! 「おかちゃん、狙って獲ったんだよね?」との僕の質問に「フカヒレが食べたくてね」とこの表情です(笑)


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「中盤まではボウズを覚悟していました」とおっしゃっていた三上さん。ラスト1時間位でバタバタと4匹ものフグを釣り上げ、「流石ですね」の問いかけに「まあな!」と、ニヒルな笑顔を浮かべてらっしゃいました(冗談です・笑)


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杉山さんは粘り腰の1匹にこの表情です! 嬉しそう~~!!


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「今日はダメです・・・」と諦めかけていた大内さんでしたが、ラスト5分、最後の最後にキマシタ~!! ご自分を信じて釣り進め、最後まで諦めずに頑張った甲斐がりましたね(お見事!)


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後半は曇りがちになり、北よりの冷たい風が吹く中皆さんには頑張っていただきました(翌日東京は未明からの雪で、積雪6cmでした)。


帰港中船の舳先に持たれながら、何の気なしに皆さんの竿を見ていると、何と湾フグXが13~14本、メタリア湾フグが4本、MCが6本と、ダイワの竿が今日も活躍しておりました。


 

ご参加の皆さん、ありがとうごあいました。何か得ることはありましたでしょうか。


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えさ政さん、お世話になりました。1月24日(日)、2月7日(日)共々よろしくお願い致します(モデル:中川船長)。


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【湾フグ(アカメフグ)釣り教室のご案内】

好調につき2月7日(日)も、えさ政釣船店さんで開催させていただきます。

詳しくはこちらをご覧いただけたらと思います。

皆さまのご参加をお待ちしております。





釣友の伊藤 清治さんが部長を務める会社の釣り部では、去年はカサゴ釣りから始まりアジ・サバ、秋には釣り教室スタイルでカワハギ釣りを開催され、その時の講師役を僕が務めさせていただきました(会社の釣り部でカワハギ釣り教室)。


そして、「今年最初の釣り会も是非カワハギ教室で!」というお声かけをいただいたのでした。


そのような嬉しいお声かけをいただき1月16日(土)、神奈川県久比里の巳之助丸さんにゲストの方を含め15名様が集いました。


 

さて、当日は僕にとっても今年初めての釣り教室といこともあり、自ずと気合が入りました!


出船前30分になると恒例のレクチャーを開始します。


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今回のレクチャーでは、カワハギ釣りの基本的なタックル、釣り方など、前回のおさらいを主にし、現在のカワハギ釣りの状況などを述べさせていただきました。

 


船は気心知れた巳之助丸さんの大船長の船で、14名様と取材の奥野さんで、ゆったりとした間隔が保てました。

 

前日良かった竹岡沖からスタートしますが、ここではゲストの大石さんがコッパを釣り上げただけで、2流し程で剣崎沖に移動いたしました。

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カワハギは小さい程掛けるのが難しいものです。流石大石さんです!

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さて、航程20程の剣崎沖は薄濁り。水温もちょっと下がったという状況ですが、いかがなものでしょうか?


移動早々当日紅一点、このみさんに良型がヒット! 彼女はその後も釣り続けるのですが、「あの~、今日は背びれからPEラインが出たオスのカワハギばっかり釣れるんだけど~」と、男子カワハギにモテモテでした!

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伊藤さんとfacebook繋がりの川崎さん。スタートダッシュを決めホッと一安心でしたが、それからが苦戦でしたね。でも「カワハギ釣りが面白くて・・・」と、熱っぽく語ってくれました。


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前回好調だった林 寛治さんは当日も好調、早めの1枚、それも尺近いカワハギを釣り上げこの笑顔です。お聞きしたところによると、彼は前回の釣り会の模様を社内報に書いていてくれたとのことで、後日それが僕にも頂けるとの事、宝物が1つ増えること、今から楽しみにしておりますよ林くん!


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この日の為にダイワのウエアーを新調されてご参加の風間さん。「釣りは中学生の時以来なんですよ。その頃はおじいちゃんに連れられて、金沢八景からアジやサバ釣りなどをしていました」とのことで、カワハギ初挑戦ながらまずまずの型を釣り上げられ、当然目尻が下がっちゃうわけなのです。


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前回不運にも欠席(理由は内緒です・苦笑)となってしまって、今回張り切ってご参加の市川さん。様々な釣りをされるそうで、「カワハギ釣りでは他の釣りと違って・・・」など、入り込んだ質問をいただきました。カワハギを掛け、巻き上げながらの楽しそうな笑顔が印象的でした。


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部長の伊藤さんは流石、釣り部会の部長たる威厳を見せつけ(大げさ・笑)、早々に数を重ねて行きます。また、メンバーが根掛りしたり、替えバリの要請があったりすると素早く移動し対処、その行動の早さはには頭が下がります。


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さてさて、朝の内は上げ潮が残っていてポツポツ釣れていましたが潮止まり付近からはアタリが徐々に減ってきた模様で、皆さんの根気と集中力が試される時間帯になってきました。


そんな時でも流石、つりニュースAPCの奥野さんは、カワハギ釣りは去年から始められたそうですが、渋い時合にもバッチリと結果を出されていました。


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当日初使用の極鋭カワハギAGS-SFに入魂した津田さん。お聞きすると数日前、釣り具屋さんに行き手に取ったところ「この竿は俺の釣りに合っている!」(ご一緒にいた伊藤さん談)とご購入されたとのことで、当日竿頭に次ぐ釣果を上げ、竿のポテンシャルはおろか、ご自分の腕の確かさも再確認されたのではと思います。


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カワハギ釣り経験者の川窪さん。落ち着いた誘い、丁寧な釣りで価値ある1枚を釣り上げられておりました。ダイワのウエアーとキャップのコーディネイト、素敵です。


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須崎さんもご熱心なカワハギフリーク。回らせていただく度に深いご質問をいただき、当日は宙で活性の高い個体を狙ったりと、こだわりの釣り方をされていました。コンディションの良い大型、流石です。


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アタリが遠い中、根気よくカワハギからのシグナルを待っていた永松さんにも待望のカワハギが。永松さんは僕と同じ足立区にお住まいということで、お聞きしたら何と、同じ町内にお住まいでした! 今度お近くのスーパーでお見かけいたしましたら、是非お声かけさせていただきますね(笑)


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釣り教室では中盤位から、釣っている姿を見ていただく意味で、皆さんを回りながら僕も竿を出させていただいております。


そんな中、着底と同時にときひときは大きな引きを見せ上がってきたのはウスバハギちゃん。この魚はその風体とは裏腹にたいへん美味しく、下船後のジャンケン大会に景品となっていただくのでした。


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ちょこっと苦戦していた杉山さん。アマダイ釣りの名手だそうで、コツを掴むとこの通り! コツが分かればその経験を生かし、更なる1枚、いや、何枚も何枚も釣り上げていただけたらと思います。


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一生懸命釣っていても、それが結果=釣果として中々表れないのが釣りなのですが、その結果が表れた途端、ご自分で釣り上げられた1枚に笑顔になるのも釣りなのです。そうですよね、田宮さん。


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終盤、大石さんが何か大物を掛けたようで、皆さん右舷舳を見やりながら興味深々です!

僕もタモを持って駆け付けますが、時折竿が伸されそうになりながら、でも走るわけではなく・・・、「んっ? さっき釣ったウスバハギの引きに似ているかも、でも、それももっと大きなヤツかも・・・」と、しばし、水底の獲物に想いを馳せます・・・


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上がってきたのは・・・、52cmのウスバハギちゃんでした~!!

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大型のウスバハギに盛り上がる船内ですが、今度は右舷胴中の津田さんが何やら大物を掛けている模様、上がってきたのは型のいいオニカサゴ、それもカワハギ釣りでは見たことのないサイズということもあり、高級ゲストにまたまた盛り上がる船内なのでした!

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さて、そろそろ沖上がりの時間が近づいてくる頃、前回はスロースタートで、同時刻の頃より大型カワハギを沢山釣り上げた都築さんでしたが、どうも今回は勝手が違うようです。でも、決して諦めず、一生懸命釣りと向き合っている方に釣りの女神は微笑むもので、そんな都築さんも女神が微笑んでおられていたようでした。


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程なく沖上りを迎え、傾いた夕日をみながら帰港、巳之助さんの横のスペースをお借りして総評を述べさせていただき、ジャンケン大会などを行わさせていただきました。


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さて今回、第2回目となる釣り部会での釣り教室となりました。


カワハギのご機嫌は少し悪かったですが、高級ゲストが顔を出したりと、皆様お楽しみいただけましたでしょうか。


この度、再度講師に抜擢いただきました伊藤さん、皆さま、心よりありがとうございました。

巳之助丸さん、お世話になりました。


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今後も笑顔あふれる釣り教室を続けて行きたいと思っております。

 

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