林良一ブログ RYO'S METHOD

テクニカル系船釣りの技術論(METHOD)や精神論をメインに、ちょこっと料理のことなども!

今日は釣りビジョン公式HP内にあるオフショアマガジンの取材で、神奈川県葉山のたいぞう丸さんへ行ってきます。

開幕当初よりもやや釣果が落ちてしまった感があるマルイカですが、さて、今日はどのような展開になるのでしょうか!?


僕も取材の合間に竿を出せたらと、極鋭GAME MC-150AGSと、マルイカX S/MH-155エアドRTを携え行ってきたいと思っております。


仕掛けは作ったし・・・

マルイカの模様が良いことを願いながら取材に行ってまいります。


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今季はまだまだ熱いカワハギ釣りですが、先のフィシングショーにご来場いただいた折に「りょうさんの釣り教室で、中オモリの使い方をお聞きし、理解してから釣果が倍になった」と伝えてくれた方がいらっしゃいました。

そんな経緯もあり、カワハギ釣りでの中オモリについて今一度書いてみたいと思いました。


カワハギ釣りで、仕掛けの適所に取り付ける、縦半割のカミツブシ形状になっている中オモリ。僕はもっぱらワンタッチシンカーを愛用しています。

中オモリの仕掛けへの脱着は文字通りワンタッチで、位置の移動、重さの足し引きも容易に行えることが特徴となっています。


中オモリを取り付けた仕掛けは、タタキなどのアクションを加えると中オモリを中心に揺れます。

ですので、仕掛け上部に付ければハリ付近はあまり揺れず、反対に枝間に取り付ければハリ付近が良く揺れるのです。


では重さの考え方はどうでしょうか?

重ければ揺れ幅は大きく、軽ければ振れ幅は小さくなることは想像できますが、適正な中オモリの号数はどのように決めればよいのでしょうか?

海底付近の仕掛けをコントロールする中オモリですが、主に潮流と水深、それにラインの太さによってその号数が決まってきます。

例えば・・・

仕掛け上部に2号の中オモリを取り付けたとします。

仕掛けの全長を1mとすると、下オモリと中オモリの距離が1mということになります。

ある水深、ある潮の流れで仕掛けを投入、ラインの張りを確認した後、竿先を50cmほどストンと下げてみます。

この時、竿先と海面との間にラインが弧を描きますが、その弧を描く時間が長ければ長い程、海底での仕掛けはユックリと弛んで行き、弧を描く時間が短い程早く弛むこととなります。

では・・・

「中オモリを重くして、竿先を下げる早さ=仕掛けの弛む時間としては?」との考えもあるかも知れません。

でも、アタリが小さいカワハギのこと、中オモリが2号より重くなればなるほどそのアタリがスポイルされることとなってしまいますので、自分の意図した仕掛けの弛みを意図した時間で作れる適正な中オモリの号数が有利になってくる訳なのです。


釣り教室では、ご参加いただく皆さんのタックルやラインの太さが異なる為、個々のタックル、仕掛けに合った中オモリのチョイスの仕方をご指南させていただいております。


適正な号数=重さ の中オモリを使うということは、「もう1枚のカワハギと出会えること」と言えるかも知れません。




「あの釣り師の竿がいいんじゃないか?」、「あの釣り師の仕掛け、釣り方がいいんだよ!」など、トップアングラーのタックルやスキルは注目の的となり、彼の方と同じものを揃え、それを毎晩愛でながら傾ける杯も一興、いざ船上で、ニュー・タックルの初めての一振りは格別なものです。


もう大分前になりますが、カワハギ釣りで、隣り合った方が、ややオーバーアクション気味で釣りをしていることに気がつきました。

その方のタタキや聞き上げなど、それは当時の、画面で拝見していた大塚さんのカワハギ釣りを模したものとすぐに分かりました。

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しかしその方、カワハギが釣れないのです・・・

それは何故なのでしょう・・・


僕は釣り教室の時、ご参加いただいている皆さまにお伝えする事の1つとして、「同じ釣り師はいない」ということがあります。

これは、車の運転に例えるなら、2人として同じタイミングでブレーキをかけず、同じタイミングでウインカーを出さず、キープレフトの幅もそれぞれ様々という意味合なのです。

ですから、トップアングラー釣りを模しても、全く同じ釣り(例えば水中の仕掛けの状態等)になっているかと言うと疑問があり、そのアングラーの「少し誘い下げる」の「少し」とは、1秒間にどの位の長さなのかなど、細かく具体的な要素の集合体で成り立っていると思うのです。


また釣りは、「自己流の極み」という考え方もあり、カワハギ釣りでは、10人釣り師がいれば皆それぞれのスタイルがあり、技術的に重なる部分もありはするものの、自分の得意な部分は他に突出して抜きん出ていると言えると思います。


もともと特別なオンリーワン=同じ釣り師はいない という考え方で、見習うべき師がいるのであれば、「自分に置き換えるどのような釣りをすれば良いのか」に主眼を置き、決して模倣する延長線に捉われくことなく、基本を逸脱しないよう、常に魚目線でご自分の釣りを構築することが大切ではないでしょうか。

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