林良一ブログ RYO'S METHOD

テクニカル系船釣りの技術論(METHOD)や精神論をメインに、ちょこっと料理やアウトドアのことなども!

武道では、負けることは死を表し、考え方としては、死を賭して戦うわけなのです。

武道も時と共に変わって行き、剣道であれば防具を付け、刀は竹刀になったりと、負け=死 をクローズアップするではなしに、精神であるとか、鍛え上げる肉体であるとか、武道という一つの道を行く者への教え、心持も変わってきているようです。


釣りは武道ではないですが、名手と呼ばれる方々はそれぞれに釣りを探究した「釣り道」があるのではないかと思います。

「名手十人がいれば、一人も同じタイプの釣り師はいない」の喩えのように、個々精進された集大成は、中々真似のできるものではないと思います。


釣りでは、沢山釣る人、大物を釣る人が、釣りの得手不得手を計る、一番解りやすい尺度だとは思います。

釣りを趣味としない方に釣りの話しをすると、決まって両手を広げて「今まで一番大きなのは、どれくらいのを釣ったんですか」と質問してくることでもそれは窺えます。

ただ、釣りは大物狙いだけとは限らず、淡水のタナゴ、ワカサギのように、かなり小さな魚であっても、その数を競ったり、カワハギのように、掛けた、エサを取られたの攻防が醍醐味の釣趣もあったりします。


「最強ではなく最高を目指す」とは、柔道家の井上 康生さんの言葉で、彼は「僕のなかで、侍の心は柔道の精神とイコールなんです。目指すのは最強というよりも最高。強さではなく心の部分が大切でした」と遺しています。

この言葉は、「肉体的にはいつまでも最強でいれるものではないが、精神的にはいつまでも最高を追いながら積み重ねられる」と聞こえてきました。


釣りはその大部分が精神的な部分に支配されていると言っても過言ではなく、その中でいつも最高を目指すことによって、より充実した内容の釣りとなって行くのではと思います。

去年、ロッドのテストをしながら、どんなエギが良いのか、どういったポイントで有効か等々、吉久さんの峯岸船長と作り上げて来た東京湾のエギタコ釣り

関東でポピュラーなテンヤの手釣りも、ポイントによっては使う場合もあるのですが、ロッドを使ってのタコエギでの釣りを、相模湾でも試してきてみました。

 

5月12日(金)、カワハギ釣り教室でお世話になっている、腰越の池田丸さんに行ってきました。

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事前に大船長に、「ロッドを使ってタコエギで」とお伝えし、橋本船長操船の第七池田丸の船上の人となりました。

 

さて、今回のタックルは

ロッド:メタリア エギタコ サブに アナリスター エギタコ

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リール:バサラ ミリオネア

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ライン:12ブレイド2号 PE10号

リーダー:ディーフロン船ハリス10号

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エ    ギ:エメラルダスのカンナを改造したエギ 他タコエギ

オモリ:金メッキを施した小田原型10~15号

 

仕掛けは、親子サルカンを使ったダウンショットリグ。

上方にはリーダーを、下方にはオモリを、枝にはタコエギを配します。

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マダコ乗り合いは6時出船ですが、早めに揃った釣り客を乗せ、定刻少し前に出船しました。

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ポイントは、港を出て数分。江ノ島のマリーナ周りの浅場のポイントを攻めました。

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5人乗船の内、ロッド、タコエギは僕だけで、皆さんテンヤで手釣りのようです。でもこれは、去年からタコ乗り合いでは見慣れてきた風景なのです。

開始しばらくすると、テンヤの方々にタコが掛かり始め、皆さん1杯、2杯と釣果を重ねて行く中、何故か僕だけ蚊帳の外・・・

橋本船長は、風を読みながらスパンカーを張ったり畳んだり、魚探を見ながら丁寧にポイントを流してくれています。

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「相模湾のタコは、エギでは効果ないのか・・・」など、考えを巡らすほどに迷いとなってしまわないように集中、30分が過ぎ、1時間、1時間半が過ぎた頃、小突くほどに親子サルカンのアイが触れあうコツコツとした手感度を感じさせていたメタルトップが、エギにタコが乗ったことにより、急激に重さを増しながら、次第にその、メタルのクリア感が無くなって行くのでした。

ここでもう5秒間位、タコに襲われたエギが逃げようとする動きを演出する為に小突き続け、ラインを巻き取り一気にロッドを煽り、タコを底から剥がすと共に、ロッドのストロークを使って、その水圧でタコをカンナに掛け刺します。

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この後立て続けに数杯を追加してからポイント移動、マリーナを離れ、カジメが点在しているポイントを攻めました。

この頃から、カジメに邪魔をされながら、軽いオモリで底を取って小突いているつもりでしたが、どうもイメージした状態で小突けていないようなのです・・・

と言うのも、テンヤのオモリは50号ゆえ、カジメ畑に入っても、その重さで底を取ることが、エギのダウンショットよりも容易なのだろうと考えました。

船長に25号のオモリを借りるも、中々改善されず、やはりエリアの違い=今回はカジメ対策 を視野に入れて次回は臨まなければとの、次に繋がる反省点が浮かびながら小突きを続けたのでした。

 

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さて、次回このエリアでは、重めのオモリ、それも丸型を用意して、底取りと根掛り対策を考え、機会があればリベンジしたいと思っております。

池田丸さん、大船長、女将さん、橋本船長、遠藤船長、お世話になりました。

池田丸さんでは、地元で網上げされた魚を使っての、美味しい定食も食すことができます。

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【今後の釣り教室のご案内】

アナゴ釣り教室 at えさ政釣り船店さん

カワハギ釣り教室 at 巳之助丸さん

江戸前の長モノと軟体系・仕掛け作り教室&懇親会 at 酒舞さん

第2弾・アナゴ釣り教室 at 吉久さん

去年、千葉県浦安の船宿、吉久さんのタコ船担当の峯岸船長の船にて、東京湾でのロッドを使ったマダコ釣りを様々に試みてきました

このエギならタコが釣れる!?

ロッドとエギでマダコと勝負!

タコエギを考えてみる 他、船長と二人三脚、釣り教室も開催しながら、濃く暑いひと夏を過ごしたのでした。


今年は、ロッドとエギを使った釣り教室の要望も多く聞かれ、まだ関東では聞きなれない「エギタコ」釣り、タックルはどんなものがよいかと言うと・・・

ロッド:エギタコ専用であるメタリア エギタコ アナリスター エギタコ タコX
    又は、アジのビシ竿、電動スルメ竿のような、硬くて短いロッド

リール:バサラミリオネア等の、ボディーが堅牢なベイトリール、スパルタンクラスは欲しところ

ライン:PEライン2号、8ブレイド

リーダー:フロロカーボン10号以上を40~50cm ディーフロン船ハリス

エギ:タコエギ各種、アオリイカ用のエギのカンナを改造したもの

オモリ:10号~、小田原型等

以上のタックルの他、タコを入れる網袋(宿で100円~)が、バケツから逃げ出してしまうタコには必要となります。


仕掛け的には、中型以上のスナップ付きヨリモドシにエギを取り付け、別のスナップ付きヨリモドシにオモリを、その両方をもう1つのスナップ付きヨリモドシに取り付け、それをリーダーに繋げばOK、タコエギ釣り専用のヨリモドシも市販されています。

また、気になるエギですが、ホワイト系、レモンイエロー系が強く、先日浅草釣具さんにも入荷されたようです!


さて、今年はいつが初日になるのやら・・・(楽しみ!)


【今後の釣り教室のご案内】

アナゴ釣り教室 at えさ政釣り船店さん

カワハギ釣り教室 at 巳之助丸さん

江戸前の長モノと軟体系・仕掛け作り教室&懇親会 at 酒舞さん

第2弾・アナゴ釣り教室 at 吉久さん


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