林良一ブログ RYO'S METHOD

テクニカル系船釣りの技術論(METHOD)や精神論をメインに、ちょこっと料理のことなども!

【アナゴ考18・実釣取り込み、手返し編】 より続きます


一見テクニカルそうなアナゴ釣りですが、タナは終始底であり、勘所を掴めばそう難しいということはありません。

海底で小突かれている仕掛けをの状態を把握し、アタリが出たら、アナゴはエサのどこを食べているのかをいかにイメージしてアワセに繋げるかを考えながら釣り進めることが肝要だと思います。 


今回 RYO'S METHOD ブログに、この最終章を含め19編の【アナゴ考】を連載させていただきました。

アナゴ考は、僕のアナゴ釣りのエッセンスを文章にしたものですが、今回の掲載に関して、過去の自分が書いた内容に加筆しながら、あらてめて再確認させられる幾つかの事がありました。

また、今年はアナゴが復調し、念願のアナゴ釣り教室を開催させていただくこともできました。


アナゴはエサ盗り(あえて「取る」ではなく「盗る」)が上手い魚で、以前釣り雑誌の中で「カワハギ、フグ、アナゴは餌取りが上手く、技巧御三家と呼ばれている」という記述を読んだことがあります。

僕はなぜか、えてしてそう言った魚種の釣りに嵌り、自らを奮い立たせ、狭くではある反面、深く釣りを探究してきました。


今年、アナゴ釣りを始められた方も多いかと思われます。

いつも状況が違う釣りのこと、中々結果として表れないこともありますが、そこは根気よく、制度の良い小突きを続けるかのように、真直ぐに、精進していただけたらと思います。

その先に、必ず光はあるものです。


江戸前にアナゴは食味も最上、釣りから帰宅し白焼きで一杯など、釣り師の特権に是非浸っていただけたらと思います。



7月3日(日)、羽田のえさ政釣船店さんにて、今季初めてのLTタチウオ釣り教室を開催させていただきました。


今回ご参加いただきましたのは22名様。いつも多くのご参加ありがとうございます。


 

釣り教室では、宿での受付けを済まされた後、釣り座を決める為のくじ引きを行わさせていただいております。


今回はその際、8月発売の快適テンビン スピード/マルチをご参加の皆さまに1本ずつ、レンタルさせていただきお使いいただきました。


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出船30分前からは船上にて、タチウオ釣りに関するレクチャーを行わせていただいております。


レクチャーでは、LTタチウオ釣りにおいて、深い水深から浅い水深までをカバーするタックル、仕掛け、特に今回は、快適テンビン スピード/マルチについて詳しく述べさせていただきました。


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さて、レクチャーも終わり、定刻に出船いたしましたが、多摩川を下っている最中から南西の風がかなり強く、河口を出た途端に船は大揺れ、皆艫側のキャビンに移動、ポイント到着まではしばし、揺れながらの航行となりました。


 

そんな風が強い日並ではありましたが、第2海堡北側のポイントには、30艘を超える大船団ができていました。


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潮も適度に濁り、浅ダナで食ってくるタチウオ釣りには好条件ではありますが、南西風が吹くと釣れなくなるタチウオのこと、今日はどのような状況だろうと、色々と考えている中釣り開始となりました。

 


海の悪い中ではありましたが、開始早々佃さんにヒット!  舳の揺れる釣り座ではありますが、流石です。


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タチウオ釣り初挑戦の工藤さん。跳ね上げ気味のシャクリを直すようにしたら、すぐにタチウオが食ってきました。


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岸さんもタチウオ釣り初挑戦! その釣りセンスを生かし、難なく1本目をGETです!!


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そして今回も、カメラマンが乗船、皆さまの動画をお撮りし編集、DISC配信させていただいております。


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えさ政さんでの湾フグ釣り教室の模様を収録したDISCはこちら。本編、実釣編、レクチャー全編、基本的な釣り方で1時間15分余りの作品になっております(ダイジェスト版はこちら)。

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取材も兼ねての乗船は、週刊つりニュース誌APCの奥野さん。様々な釣りに精通されているエキスパートです。

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「シャクリを早くしたら食ってきました!」とは、「松ちゃん」こと松永さん。ことタチウオ釣りに関しては、活性が低くなると早引きが有効な時も!


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右舷艫の緒方さん。時折休憩しながらなど、マイペースな釣りを展開されていましたが、この日船で一番釣り上げられていました。


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静岡からお越しの伊豆川さん。「相模湾のタチウオ釣りとどう違うのか?」と、思案されながらロッドをシャクッていました。


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さて、中盤の頃から、皆さまに釣っている姿を見ていただく為、僕もロッドを携え船を回ってみることにしました。


仕掛けを入れてみると、風と同じく潮も南西から流れてきていて、ラインは艫側に流されて行きました。


それではと、ラインの絡みのトラブルがほとんど無い、快適テンビンで潮の流れて来る方向へチョイ投げしてみました。


これは、教室での皆さんの仕掛けが入っているスジを交わすということが1つ、もう1つには、浅場、浅ダナゆえ、少しでも斜め引きし、タチウオのいる層に、なるべく仕掛けを長く通す意味合いもありました。


それが功を奏してか、船中を1巡するまでに7本のタチウオを釣り上げることができました。


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この日の為に、リーディング73-MH 200をご用意されて参加された佐藤さん。初めてのタチウオ釣りにもかかわらず、素晴らしい釣果でした。

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貝吹さんもお見事です! 帽子にサングラスが実にお似合いです!


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ご夫婦でご参加の阿部さん。奥様の方が釣り好きとのことで、熱心なご質問をいただきました。


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そして、ご主人も負けじと釣り上げられました!


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「以前、釣りをする方からいただいたタチウオが、すごく美味しくて!」と、今回初タチウオ釣りの伊藤さん。釣り上げられたとき、いつも良い笑顔です!


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藤松さんにも待望の1本が! 苦労の甲斐がありました。


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「カズ」こと高沢さん。タチウオも、何回か一緒に釣行しましたね。安定した釣果でした。


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水面直下でひったくられるようなアタリ、いや、引きを見せたのは、美味しそうなサバちゃんでした(笑)


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「これで釣り方は合っていますか?」とご質問をされてきた天光さん。中々アタリが出ませんでしたが、根気よくシャクリ続けて、ご自分の1本を釣り上げられました。


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大揺れのスーパー舳で頑張っていた神尾さん。序盤にバラシがありましたが、それにめげず、ご自分を信じて釣り続けた結果が出ましたね!


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さて、今回は南西の風が強い中の釣り教室となりましたが、ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。


何か一つでも、次回の釣行に繋がるものがあれば幸いです。


えさ政さん、お世話になりました。柳沢船長、石塚マスター、ありがとうございました。


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今年、タチウオの模様はかなり良さそうです!


えさ政
さんでは今後、8月7日(日)に、LT夏タチウオ釣り教室の開催を予定しております。よろしくお願いいたします。

 

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釣りビジョン・公式HP内のオフショアマガジンの取材で、6月8日(水)、千葉県勝山の利八丸さんを訪れました。

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今回は、“夏イカ”とも呼ばれるスルメイカ取材でした。

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6月15日(水)更新のオフショアマガジン、多点掛け連発 “夏イカ本番間近!”是非ご覧いただけたらと思います!

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