13、14日とマルイカ釣り教室、15日はDAIWA船最前線メンバーにてのカワハギ釣りで、ブログ更新ができずに申し訳ありませんでした。

13日のマルイカ教室より書かせていただきます。


先日マルイカ釣りにお伺いした神奈川県鴨居の一郎丸さん。一郎丸さんはマルイカの他、今白子シーズンの湾フグ、季節によってはカワハギ、タチウオ、アジなど、多彩な釣り物が楽しめる船宿さんでもあります。
その時の模様は、船長の粘り勝ち! ~一郎丸さんマルイカ釣行~ と題し先にリリースさせていただきました。

さて、お伺いしたとき大船長に釣り教室のお話しをさせていただいたところ、「折角(釣り教室の)話しを持ってきてくれたし、一度やってみましょうか」とのお返事をいただき、日程、内容、募集などを含めた打ち合わせを経て6月13日(土)、初日は都合により追加日程日としてマルイカ釣り教室の開催となりました。

早朝の一郎丸さんでは、大漁旗が掲げてある受付けの前でお客さん同士がお茶を飲みながら、また、サービスのカップ麺を食べながら、これからの釣りへの、熱い想いのこもったお話しが聞こえてきます。

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僕は宿前の軒下のテーブルをお借りし釣り座表を開き、受付けを済まされたお客様から順に釣り座決めのクジを引いていただきました。

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すぐ横には宿の釣り座表があるのですが、これには嬉しいような、恥ずかしいような記述が・・・(照)

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出船1時間前を切った頃から、受付をされている女将さん、息子船長に釣り座表を託し、高橋船長が舵を握る第18一郎丸の舳でレクチャーの準備に入ります。

今回のご参加は20名様。釣り教室では、いつも多くの参加をいただき本当にありがとうございます。

 

今回レクチャーで使った竿は硬調子の順からAGS-A、AGS-FリーディングマルイカM-140の3本です。

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30分程のレクチャーでは、それぞれの竿の調子、特長、メリット、デメリットなどを述べ、「こういったところを加味しながら、ご自分のマルイカ釣りにあった1本を」とお話しさせていただき・・・

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リール、直結と直ブラの特長、ライン、シンカー、スッテの種類とチョイス、釣り方、投入器の使い方、便利グッズなどをご説明させていただきました。

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さて、定刻に舫いを解かれた船は港前、航程5分程のポイントから釣り開始です!

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港前17m。曇りで暑くなく、丁度よい日並なのです。
前半は朝一のマルイカのご機嫌はあまり良くなかった為、しばらく捜索した後久里浜沖に移動しました。

すぐにマルイカを釣り上げたの川野辺さん。オリジナルで削り込んだ湾フグ竿で流石です!

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お隣の川村さんも掛けました! まずまずの型、「前菜確保ですね」とお伝えすると、思わず目尻が下がるのでした。

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吉内さんは細かいアタリに反応してアワセを入れますが「難しい~~~!」と空振り、でも、その苦笑いが実に楽しそうです。 アワセが決まった1杯、良い笑顔、ダイワのポロシャツがお似合いです!

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「きたきたきた~~!」とリールを巻く野々宮 このみさん。 でも・・・、あれあれ・・・? でもでも、立派な1杯にはかわりないですよ~!!

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大船長のマルイカ乗り合い船も間近に来ました。大舳で竿を振るのは中乗りの堀内さん。当日の竿頭、流石です!

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色々とご質問を用意されていた小前さん、「小型ばっかりなんですよね~」とおっしゃっていましたが、その小型=マイクロマルイカを釣るのが難しいんですよ! 小さなアタリを掛けてこの笑顔です。

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11時前頃、高橋船長は「剣崎沖に行ってみましょうか」と、舳先を南に向けしばし航行いたしました。
そんな移動時間に、野々宮 このみさんが船の皆さんにお菓子を配ってくれました。
このみさんは釣り教室に限らず、いつでもお菓子持参で船に乗り、知った方はもちろん、初対面の方にもお菓子を配ってくれています。
渡されるお菓子にホッと和む面持ち・・・、こんなことも釣りの楽しみ、良い所ではないでしょうか。

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さて、剣崎沖、のっこみのタイ釣り場でもある吉野瀬付近に到着です。

右舷艫で「ん~、アタリ、あるんですか・・・? 分からないなぁ・・・」と漏らしていた佃さんは、移動後開始早々ダブルで良型マルイカを釣り上げました! 「重かったぁ~~、そして何より面白かった! アタリ? 出ました出ました!!」とこの表情です!

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左舷艫ではシンカー着底直後のゼロテンションを「ん~、難しい・・・、穂先の曲がりを上手く止められない・・・」とおっしゃっていた吉田さん。
凪の海で段々と慣れてきて、着底直後のゼロテンションでバシッと掛けてくれました。おめでとうございます!

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左舷胴中の角さん。剣崎でパターンが嵌ったようで、移動直後から連荘です! この後もすぐに仕掛けを落としゼロテン⇒聞き上げ⇒タタキ⇒止め⇒アタリ⇒バシッとアワセが決まっていました。

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「カワハギと比べると・・・、違う、う~ん・・・」と苦戦していた猪股さん。中盤過ぎにお隣で、「穂先をよ~く見ていて~、ほら、今のがアタリ!」とお伝えすると、「なるほど、あのトップガイドの小さな動きなんですね」と、次の投入ではアワセのタイミングはバッチリ、生涯初の笑顔のマルイカGETです!!

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湾フグ竿で挑戦の佐々木さんと中村さん。その柔軟な穂先を使ってアタリを出しています。仲良くダブルヒット! ん~、楽しそうです!!

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萩本さんはコンスタンとに掛けていらっしゃいました。 今年の「ラムネ」と呼ばれているLB夜光玉ハダカ、アタリますね~! DAIWAのキャップもお似合いです!

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右舷舳は枡屋さん、「今晩はマルイカ尽くしですね」とお伝えすると、こぼれるほどの笑顔をお返しいただきました。

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沖上りの時間まではあっという間でした。

教室の船では22杯がトップで、平均はツ抜け(10杯)位だったのではないでしょうか。

ご参加の皆さま、ありがとうございました。

マルイカ釣りをお楽しみいただき、教室では何か、少しでもご参考になったことはありましたでしょうか。スキルアップはできましたでしょうか。

 

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この皆さまの笑顔を糧に、今後も釣り教室を続けて行きたいと思っております。よろしくお願いいたします。

 

一郎丸さんお世話になりました。翌日は2日目のマルイカ教室、また頑張らさせていただきます。

 

 

追記

ご参加の皆さまがお帰りになった後、7月5日(日)に行うカワハギ講演会を主催している「コウさん」こと河口さんと、一郎丸さんの宿をお借りして、当日に向けての打ち合わせをさせていただました。

 

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こちらも頑張ります!!