釣り教室では、その釣り技の向上の為にご参加いただくことが多いのですが、今年は海が遅れていたり、濁りがあったりで、中々思うような釣果が上がらないこともあります。

そんな中、僕の地元の市場に遠方よりアサリを仕入れに来たり、釣り教室ので知り合った方々で連れ立ってカワハギ釣りに行ったりと、カワハギ大会目白押しの今、釣り師の活性? もかなり上がってきている感があります。

そんな中、釣行毎に連絡を下さる方もいらして、その都度その日のポイントの状況と、「自分はこう考えてこう釣ってみた」というご自分の釣りのご報告をいただきます。


「カワハギ釣りはゲーム性の高い釣り」と言われますが、ゲーム性が高い=様々な食い方に変遷して行く とも捉えられ、気まぐれにエサを食べるカワハギをレーシングカーに例えれば、トップを走るその車に間を空けないように、そのスリップストリームにピタリと追従するドライバーに勝利の女神は微笑みます。

もちろんコースを逸脱してしまってはパターンの変遷から離脱、トップの車に引き離されてもパターンを見失うことに繋がります。


そんなトリッキーな部分が往々にしてあり、「カワハギ釣りは難しい」と揶揄されます。


いつでもバケツ一杯釣れるザリガニ釣りを大人が追い掛けないように、難しいからこそまた準備をして挑戦するカワハギ釣り。

「カワハギ地獄」とは良く言ったもので、そんな好敵手をご自分の間合い、釣り技に嵌めて釣った時の喜びは一塩、苦しいからこそ面白い時もあるのではないでしょうか。


熱意は上達するための最大のパワーだと思います。

いつも応援しております。