オモリはその昔、「沈」と書いてオモリと読ませていたそうで、仕掛けを沈め流れの中で糸を張り、浮き釣りでは浮きをなじませる役割があります。


カワハギ釣りに使うオモリの形状は主に2種類あり、小田原型、丸型ではないでしょうか。

僕はそれらに、涙滴を細長くした投げ釣り用のオモリを時折使っています。

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号数が同じなら理屈では同じ重さであり、オモリの素材である鉛も同じものと考えると、上記のオモリは全て30号ですので、形が違っているだけで重さは同じことになります。


でも、オモリの形状によって沈む早さ≒巻き上げの重さ は変わってくるもので、それはオモリが沈下姿勢をとっているとき、上から光を差し下から見上げた影=投影面積によって違ってくるのです。

具体的には、その投影面積が大きくなればなるほど、オモリは水の抵抗を受け沈下速度は遅くなり、逆に投影面積が小さくなればなるほど沈下速度は速くなります(タングステン等比重の違うオモリは除く)。

先程の3タイプのオモリでは、何もオモリの影を見ないまでも、同号数で丸型が一番投影面積が大きく、投げ釣り用が小さいことが分かると思います。

よって仕掛けを回収する時の巻きオモリも同様、丸型は重く感じ、投影面積が小さくなる程軽くなります。

これは水中に沈下する時ばかりでなく、仕掛を投げた場合も同様で、投影面積が少ないオモリ程抵抗が少なく遠くに飛ぶことになります。


また、オモリの横方向に光を当てた場合の投影面積が大きい程、釣っている時に横方向から当る潮の流れの抵抗となり、カーブフォールの速度にも影響があることを知っておくと良いかも知れません。


カワハギ釣り・オモリの形状を考えてみる 後編 に続きます



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