湾フグ釣りでこの冬好調に釣れているアカメフグですが、湾フグ釣りの代表はどちらかと言えば白子ありのショウサイフグかも知れず、コモンフグが混じるポイントもあります。

でも、それぞれにアタリの出方であるとか、ポイントの違いであるとか、その微妙な差異が面白くもある釣り物だと思います。


さて、複数の河豚の骨酒を呑み比べて来てみたことはありますでしょうか?


刺し身などで余った河豚の中骨は、端を洗濯バサミなどで挟んで吊るし、カチカチになるまで乾燥させます。

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それを軽く炙って袋に入れ冷凍庫に保存しておきます。


そして「今日は寒いから熱燗、そう、骨酒かな~」と言う時に、大きな湯呑に安い二級酒(酒に味をつけるので、上等な日本酒ではもったいないが、合成酒でない方が良い)を並々入れ、出汁昆布を1cm角位、ラップをして電子レンジに入れます。

次に冷凍庫の中骨を取り出し、レンジをスタートさせると同時に焼き始めます。

コツは、中骨を炙り過ぎると、そのうま味より苦みが勝ってしまいますのでこの程度で。


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やや焦がす程度に焼ける頃、レンジで燗した酒のラップの端を開けジュ~と焼けた中骨を入れ数分(この待っている数分が実に良いのです)、酒が色付けば完成です!

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どの河豚の中骨でも骨酒は作れ、骨の炙り加減で出来上りの酒の味は変わってきますが、主観では、潮騒河豚はコクがあり、赤目河豚はサッパリとした感じでしょうか。



複数種のフグを釣ったとき、フグ釣りを思い出しながら、是非呑み比べてみてはいかがでしょうか。



【湾フグ(アカメ)フグ釣り教室のご案内】

大好調につき3月6日(日)も、えさ政釣船店さんにて湾フグ(アカメフグ)釣り教室を開催させていただきます。

詳しくはこちらをご覧いただけたらと思います。

皆さまのご参加をお待ちしております。