「中深場、一度来てみなよ、りょうさん。美味しいのが釣れるよ~」と、予てから、千葉県浦安の吉久さん、峯岸船長が笑顔で話してくれていました。


「中深場って、水深何m位だろう?  何を狙うんだろう?」と思っていたのですが、この半年、「狭く深く」から「広く何釣りでも」と、色々な釣りを体験していることもあり、その「中深場五目」に期待満々、4月15日(金)に行ってきました。

 

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吉久さんは道路から入ると突き当りに宿があり、その右手には釣り座表があります。当日は、峯岸船長操船の第12吉久丸、中深場五目(予約乗り合い・限定14名)の13番のキャップを取りました。


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受付けを済ませたら、江戸川の堤防の向こう側に舫ってある船に移動します。


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出船30分前を過ぎた頃から、峯岸船長による中深場五目釣りのレクチャーが始まります。

スミイカ、タコなどでもお聞きしたこのレクチャー、僕の釣り教室でも大いに参考にさせていただいており、初めての方が乗船する場合など、たいへん心強いものになると思います。


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今回のタックルは


ロッド:ディーオ TSE 100-170


リール:シーボーグ300+PEライン3号・400m


仕掛け:ドウツキ3本バリの船宿仕掛け+オモリ150号


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エサは新鮮なサバの切り身の用意があり、エサ付けのコツは、切り身の真ん中にハリを刺すことで、そうしないと仕掛けを下す間にエサが回転してしまい、幹糸に絡んでしまいます。


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さて、航行2時間近く、剣崎沖の220m付近から始めました。


150号オモリでも、仕掛けが着底するまでに2分近く掛かります。着底したらラインスラッグを取り、船長から「底から10m」と指示がでたら、1m刻みに、オモリが海底から10mの位置になるまで誘います。


誘いは、仕掛けをシュッと、早めに1mしゃくり上げステイ、アタリを待ち、アタリが無ければまた1mしゃくりを入れるの繰り返しで、指示ダナまだ誘ったら、今度は1mストンと落としステイ、エサがユラユラと落ちて行くのをイメージしながらアタリを待ち、また落とすを繰り返し、底まで仕掛けを持って行きます。

 

1投目、着底直後に何かムズムズと穂先が震えましたが、そのまま10m誘い上げ、10m誘い下げ、ここで巻いてくると、こんな可愛いユメカサゴちゃんが上がってきました。


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数流し後、艫の方にメインターゲットのクロムツがきました! お聞きしたら居酒屋さんを経営されているとのこと、こんな高級魚が供される居酒屋さん、是非行ってみたいものです。


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この後、予報反して風が緩く凪いでいた海でしたが、遅れて予報が的中、北北東の風裏になる対岸、保田沖へ移動します。

 

この釣りは仕掛けが長いですが、風が強くても大丈夫!  船のいたるところに細切りにした発泡スチロールが貼ってあり、大移動の時はシッカリとハリを刺しておき、投入の時はハリ先だけをチョコンと刺し、そのまま投入できます。スチロールは操舵室に用意してあります。


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保田沖では水深が深くなり、300m近いポイントもありました。


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僕はこの時、大サバが数本とユメカサゴ、それにアジのみで、「ムツ」と銘打つ魚にはまだ出会えていませんでした。


 

釣り再開。保田沖でも、船長の指示通りに誘いを繰り返し、1mストンと落とした直後、竿先を震わせるアタリがあり、即アワセしたしたが空振り、ドウツキ仕掛けの理を生かし、その場でステイ、次のアタリでガッチリとジョグアワセ、脇に挟むロッドに時折訪れる、小気味いい引きを味わいながら上がってきたのは、念願のクロムツでした!

当日使ったロッド、ディーオ TSE 100-170は、しなやかなグラストップが、300m近い水深からでもターゲットのシグナルを竿の振幅=目感度として伝えてくれ、先の小型のユメカサゴのアタリもキャッチできました。

3点掛けの大サバなどの引きをためているときも、安心感さえ感じられ、ベリーからバットへの曲りの移行も実にスムーズ、初めての中深場ながら、本命クロムツを始め、名目通りの五目を達成、船中1番の数を釣り上げることができました。


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クロムツを釣り上げたら要注意! 歯が物凄く鋭いので、ハリを外す時はフィッシュキーパーで魚を掴み、プライヤーで外すと安全です。


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魚探の下の方、緑色に囲まれた黄色、赤い点が反応ので、船長は丁寧に船を回して反応を直撃します。

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その甲斐あって、舳の方もクロムツGETでこの笑顔、おめでとうございます、食卓が高級魚で賑わいますね!


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釣果はクロムツ3匹他シロムツ、アジ、ユメカサゴ、大サバでした。

 

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当日の吉久さんの釣果情報には、「『150号オモリの釣りは似合わない?!(笑)』林良一さん」との記述がありました(苦笑)


これからは、重たいオモリにも似つかわしい男になろうと思っていますよ~(笑)

 


帰港後の宿では、東京湾ではおそらく初めてであろう、湾フグ船でトラフグが大量に上がっていました。


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さて、当日の獲物ですが、翌日に控えているカワハギ仕掛け作り教室の会場となる居酒屋さんへ大方下してきてしまいました。


その懇親会の席で皆さんに食べていただくことになるのですが、我家では、アジを刺身にしてみましたが、これもまた・・・、何ともこたえられません!


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仕掛け作り教室の懇親会で、クロムツとシロムツは、こんな姿になって登場、皆さんに楽しんでいただきました。


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吉久さんでは、東京湾の旬の魚の看板を掲げており、アジ・サバ、カワハギ、湾フグ、シロギス、マゴチ、スルメ・ムギ・ヤリイカ、マルイカ、タチウオ、メバル、マダコ、夜アナゴ、オニカサゴなどと多彩です。


今回の深場を狙う釣り物でも、電動タックルのレンタルもあり安心、どんなことでも船長に聞けば安心、丁寧に教えてくれます。


是非、湾奥から出船しての中深場五目に、季節の釣り物に訪れてみてはいかがでしょうか。