【アナゴ考5・点滅ライト、リーダー、PEライン≪後編≫】 より続きます



仕掛け、オモリ、ライトと、各論続きのアナゴ考なので、ここらでちょっと小休憩。

先輩アナゴ釣り大名人達の大釣りエピソードを一つ!
 

毎年「アナゴシンポジウム」と称する飲み会がありました。
 
メンバーは・・・

かつて、手バネの夜アナゴ釣でならした宿の三名人、Sさん、Nさん、Hさん。こちらからはОさん、Sさん、りょう、それと、その飲み会の仕切り役のMさんの、合計七人がレギュラーメンバーでした。


とある居酒屋さんで・・・

「おいおい、りょうさんは知らないよなあ、羽田空港拡張工事のとき、こんなデッカイ(と、人指し指と親指で輪をつくりながら)アナゴがバカバカ釣れたの?」

僕は「なんか凄かったらしいですねぇ」と、名人さん達がほろ酔いになる頃に決まって出る、その話しに耳を傾けるのでした。

「あの時羽田沖には濁りが入ってよう、アナゴは濁りが好きじゃない、寄ったんだよなぁ、それもデカイのばっかり。手バネの片方をアワセて手繰ってんじゃん、そうすると、もう一本の竿もアタっちゃってて、その竿横目で見ながら手繰ってんじゃん、そうすると、デカイアナゴで力は強いは手バネは軽いわで、竿が船縁からすっ飛んで行っちゃて、竹でできた手バネだろう、水に浮くんだよ、浅いもんだからアナゴに引っ張られて、目の前の水面をこう、スイ~と横切んだよな~」

ここで僕の方を向きニヤリ!

さらに・・・


【アナゴ考7・ここらで一息≪後編≫】へ続きます