【アナゴ考9・リール、竿編≪後編≫】より続きます


実際に沖に出る前、出船前の船上で、暮れ始めの水面を見ながら、まずは準備から・・・。
 

自作のアナゴバケツです。

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 釣り用の小型パイプ椅子を改造して台にしていて、斜めにセットできるようになっています。
 
台にセットしたアナゴバケツを上から見たところです。

エサ箱が上部に付けられるようになっており、イソメとイワシなど、異種のエサの場合はその上に、2段のエサ箱が取り付けられるようになっています。

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写真下のオレンジ色のガムテープが貼ってある場所にメゴチバサミをセットし、エサ箱となるタッパーは、フタの周囲を6~7mmほど残しカッターでカットしてあり、中に入れたイソメがタッパーの側壁伝いに這い上がってきても、ツバ状に残っているフタで、それより先には上がれず、エサ箱から逃げ出してしまうことはありません。
 

エサ箱の中には、イソメの滑り止めに使うオガクズを入れておきます。

オガクズは以前、荒いチェーンソーのもの、電動鉛筆削りのカス、カンナクズ他色々と試してみましたが、鉛筆の削りカズでは手が真っ黒になってしまいました。

八百屋さんで長いもが入ってくる段ボール箱に、イモの緩衝材で入っているオガクズが良いようです。

またオガクズが新しく、特に匂いの強いヒノキや、ヤニの強い松などは、イソメが早く弱ってしまうようで、新聞紙などの上で薄く広げ、乾燥させると良いです。

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石粉、砂なども滑り止めに使えますが、リールに入ってしまうとギアの磨耗など、トラブルの原因になるかも知れません。
 

【アナゴ考11・実釣準備編≪後編≫】へ続きます