6月1日から、湾奥出船の船宿さんで開幕を迎えた“夏タコ”、この日を待って一斉に、人気ターゲットであるマダコを狙いの船が出船しました。


浦安の吉久さんでは、開幕日には23人の釣り客で賑わったそうで、僕は2日目に1年振りのタコを、それも竿釣りでも楽しんできました。

 

元来マダコ釣りは、船宿さんで無料貸出しをしてくれる「渋糸」を使って、その糸を手で小突き、手繰る「手釣り」が主な釣法なのです。


そこへ今回は、マダコ釣り専用ロッドであるタコXに、ラインは、太い渋糸と同調させる為PE10号、100mを中型ベイトリールに巻き込み用意してみました。

 

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タックルの準備をしながらふと見上げると、浦安は今年、4年に1度の三社祭り(6月18日(土)と19日(日)、吉久さんはお休みですのでお気を付け下さい)が開催され、吉久さんの前の堤防にも幟があり、町中賑やかな提灯で一杯です。


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さて、準備に戻りましょう。仕掛けは、昔ながらの「羽子板」と呼ばれる竹べらを使った自作のタコテンヤなのですが、DAIWAのステッカーを貼って、自称「快適タコテンヤ」と名付けています(笑)


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テンヤには、宿で配られるカニをエサとして、裏返しにして縛ります。


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当日は開幕2日目ということもあり、舵を握る峯岸船長は、新たなポイントに向け船を走らせます。


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北からの風が強く、風裏になるようなポイントから始めますが、そんな船が揺れる条件下、竿釣りの利点が如何なく発揮されました。


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1.タコXのグラスソリッドの穂先の反発が、50号オモリのタコテンヤの小突きを意のままにできる


2.揺れる船上(当日は右舷舳2番)でも、腕の延長である竿は振幅が取れ、テンヤが底から離れることなく小突き続けることができる


3.船を横田に流し、ラインが船下に入ってしまう場合でも、竿の長さがある為、ラインが船体を擦ることがない


4.水深が急に変化するポイントでも、早めのライン巻き取り、または放出ができる


5.リールにラインを巻き取る為、移動中のトラブルは皆無


6.根掛りの少ない場所や、堤防ギリギリへのキャストの飛距離も長い


7.手釣りに比べると、竿がある分手感度が鈍るかと思いがちだが、穂先の曲りを目感度で捉えることができ、写真のような小さなタコの乗りも逃さなかった


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等々、竿でタコを釣る沢山のメリットを体感することができました。

 


さて、お隣の、舳の釣り座では、高沢さんが真剣な面持ちで渋糸を手繰っています! 上がってきたのはやはり小さ目のタコでしたが、このサイズが柔らかくて美味しくもあります。


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序盤が過ぎること、船は大移動し、根はキツイが大ダコが上がるポイントへ。ここでは胴中の方に、この日船中最大の2.4キロの大ダコが上がりました!


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タコ釣りでは、こうしたマンメイドストラクチャー付近を攻めることもあり、東京湾の沿岸を垣間見ながら、カラリと乾いた風の中、テンヤを小突き続けました。


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後半、根掛りが多いポイントで、痛恨のテンヤロスト・・・。 エサのバケツには小さなカニがあったので、それを2個付けにしてみました。


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この頃、沖上りまで後1時間といったところで、船長は最後のポイントに移動。

船中バタバタとタコが上がる時合もあり、小ダコ中心ながら6杯のタコを釣ることができました。

 


今回は、開幕直後の夏タコに加え、竿でのタコ釣りの可能性を探る釣りでした。


帰港中の操舵室で峯岸船長と、竿で釣るマダコ釣りの可能性を話し合いました。

お互いに納得するところは「イイダコのヘビータックル的な釣り」と捉えてしまえば、5号のオモリが50号となるでけで、竿先に出る目感度アタリは無論イイダコよりも重量のあるマダコのこと、小突きやすい硬目のタコXの穂先にもハッキリと出るし、手感度では、重さの違いが明確に手に伝わるのでした。

 


吉久さん、峯岸船長、お世話になりました。

これから、東京湾内に無数にあるポイントを攻めて行く夏タコ釣り。可能性を秘めた竿釣りで、是非また釣行したいと思っております。


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