カワハギ釣り・オモリの色≪後編≫ より続きます


カワハギ釣りのオモリは、主に25号と30号を使い、形状で大別すると、小田原型と丸型の2種類となります。


先の、カワハギ釣り・オモリの色≪後編≫で記した釣り方ですが、その中の初期動作である「ヒラウチ」は、そのオモリの形状で、動きが違ってくるのです。


丸型では、ヒラウチした際に、オモリの重心がオモリの中心にある為、その重心を中心にオモリが動き、横から影を照らし出してみると、オモリから出ているアイ(輪)だけ動いていて、シルエットはあまり動いていないように見えるかも知れません。

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一方小田原型では、重心は丁度、ホログラムシールを貼った辺りにあり、ヒラウチした際にそこを中心に、アイは首を振るように動き、激しいヒラウチでは、重心部分が前後左右に跳ね上がるように、丸型と比較すると、派手な動きをすることが考えられます。

そして、ラトル入りのオモリであれば、ヒラウチの際に、水中でラトル音も響かせることになると思います。

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「では、ヒラウチでより動く、小田原型の方が良いの?」とのご質問もあるかも知れません。

ただ、

小田原型、丸型が、カワハギ釣りでの代表的なオモリであるとすれば、それは、そうなり得た理由があるのです。


カワハギ釣り・オモリの形状≪後編≫ に続きます


                                                
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カワハギ 10月10日(月祝) 勝山・利八丸さん