アナゴ釣りに傾注している時、並行して湾フグ釣りも楽しんでいたのですが、その頃の定宿で毎年発売される、いわゆる今年モデルのアナゴ竿を買っていました。

メインロッドがある中、そんな竿が余ってくるわけで、それではと、2本を対で使うその両方の穂先を同じ調子に削り、小さな軽量ガイドに付け替えました(下がノーマルのアナゴ竿)。

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そして、いざ湾フグに使ってみました!

ところが・・・

手感度には響かず、完全目感度の釣りとなる(近年のロッドは、手感度アタリも出ます)湾フグ釣りでは、右の竿先を見て左の竿先を、そしてまた右を、左をと釣り進めていると、アタリがあるにもかかわらず、よそ見をしている時間が半分あるわけで、最初なかり苦戦を強いられました。

そこで・・・

左右のロッドで、1匹ずつのフグを釣ってこのロッドを畳み、通常の湾フグ釣りに戻したのでした。

でもそれから・・・

イイダコが沸いた年があって、イイダコ釣りも2本、対の竿での釣りなので、この竿を持ってイイダコ船に初乗船いたしました。

手返し重視の釣りの為、フロロの3号を巻いて行き、アタリ⇒アワセで竿を置き、ラインを手繰るということをしていたのですが、反発の強いフロロのこと、小型ベイトリールがバックラッシュしやすく、途中で下に巻いてあったPE0.8号にチェンジして釣り続けました。

釣果は?

303杯の大釣り! 次頭に100杯の差を付け、12Lクーラーのほとんどがイイダコで埋め尽くされたのでした。

それからこの竿は、イイダコ専用竿になりました(笑)

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