目線と構え<前編> より続きます


一方立ち姿勢では、上半身の動きは自由で、膝の屈伸も使え、海が時化気味で船が大きく揺れる場合など、腕のストロークを生かして仕掛けを安定させることなどが、座り姿勢に比べて断然ロッドの操作性は良くなります。

それに付随して、アワセのストロークも取れ、タタキ等の動作もしやすい姿勢となります。

立ち姿勢でアタリを取る目線は、胸から腹の前でロッドを構えるのであれば、やや下向きの目線で竿先を見ることになります。

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そして、急な引き込みがあった場合でも、ロッドの上下動のストロークが取れる=ロッドの位置が船縁から離れている ことから、ロッドがやや伸され加減になっても、ある程度余裕のあるやり取りができます。

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どちらも大切なことは、アタリの振幅がより大きく出て、穂先を曲げる力が最小限で済む、ラインとロッドの角度を90°近くに保つことを心掛け、目感度としてのアタリを捉えるトップガイドの位置を、自然な目線で捉えられる位置に持ってくることだと思います。

そして、そのロッドを握った構えから、アワセの動作は勿論の事、船がある程度揺れても、例えばゼロテンションを維持できるような構えであることが大切だと思います。


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