釣りを続けていると、魚とはいたって不思議なもので、爆発的に釣れた年があるかと思えば、翌年はパッタリなど・・・

釣れるには釣れるが・・・、去年の勢いはまるで無いといった状況もあるものです。

それは、自然の摂理と言えばそれまでなのですが、釣り人としては困ったものなのです・・・


そんな、釣果が落ち込んだ年でも、プロである船長は釣り客に釣らせようと、あの場所この場所、考え得るポイントを、当日の潮見、状況等を鑑みながら精一杯に船を回してくれます。

ただ・・・

そういった船長の熱意、それに、勝るとも劣らない釣り人の熱意にも、響かないことがあるのが釣りで、その年その年の魚の湧きであるのです。


釣行を待ちわる釣り人は、子供のように前夜は眠れないことがあり、これが釣りの魅力を裏付ける1つとなるのですが、それを十分過ぎる位承知している船長は、釣り人の期待に応えるべく、プロとして、経験と勘を駆使し、沖上りの時間まで、時には残業してでも、その日のベストを尽くしてくれます。


そんな釣り人、船長を持ってしても、釣れない時があるのが釣りだと思うのです。


そういった日、釣り人が船を降りる時船長は「今日はゴメンね・・、またよろしくお願いします」と釣り客を労うのです。

船を降りて振り返ると、船内を洗うホースを持った船長の背中は

「また来いよな。今度は釣ろうぜ、次は笑顔で帰港しよう!」と言っているように見えるのは、僕だけでしょうか。


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