僕は生まれてこのかた、荒川と隅田川の中流域に住んでいます。

ですから自ずと船釣りでのホームグラウンドは東京湾となったのでした。

東京湾の湾奥部には、先の荒川、隅田川を始め、多摩川、江戸川などの、比較的幅広くて流域が広い一級河川が湾に注いでいます。

それらの川筋には、遊漁船を有する船宿さんがあり、東京湾の内湾、外海のポイントで釣りを楽しませてくれるのです。

そういった河川は、普通考えると上流から下流へと水が流れるのものですが、東京湾の潮の流れの影響は尊大で、水位を上げながら川が逆流する時もあるのです。


日中の潮汐の水位の差が大きい春から初夏、台風並みの低気圧が接近すると、その低い気圧ゆえ、低気圧周囲の海水を引き込むように移動させ、なおかつ満潮が重なると高潮となり、そういった流入河川もその影響を受け、
釣り船は潜れていた橋もぶつかってしまうこともあるのです。

そういったとき、ある船宿さんでは、潮が低い時予め河口に船を移動、船外機が付いた大き目なボートに釣り客が乗りこみ川を下り、河口で釣り船に乗り移るなんてこともあります。


また「ソコリ」とは、「ソコル」とも言い、漢字でかくと「底る」と書くようです。

これは高潮と正反対、大潮の引き潮などで潮がかなり下がってしまい、底が見えることからだそうです。

そんな時は、船底を擦ってしまって航行不能になることがあります。

こういった場合は、船は予め川の中ほどの深みへ移動、やはりそこまで
ボートで移動することがあるのです。


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