関西ではテンヤで、ジグやワームなどのルアーで、そしてエサでと、今真っ盛りのタチウオ釣りには、様々な仕掛け、釣り方で楽しむことができます。

ジギングでは、ソフトなショートピッチジャークが基本となり、ロッドを跳ね上げながらリールのハンドルを回し、初動が早くキビキビとジグを躍らせる釣り方となります。

タチウオの活性が高く、反応が上下にバラケている時=エサを活発に探し追っている時は、反応の上から下まで効率よく探れるジグの釣りでは、そのカラーとタイプがマッチした時は、かなりの頻度でアタリが出るもので、爆発的な釣果が出ることもあります(僕はジギングで108本、112本の経験有)。


タチウオ釣り、僕はジギングから入って行き、エサ釣りでは、シャクリを入れずにデッドスローや、定点でステイする釣りから入って行きました。

釣り教室にご参加の方の中にも、タチウオ釣りをジギングで、そしてエサで楽しむ方がいらっしゃいます。

ジグを、そしてエサを動かす作法は、双方の釣りでは異なるものなのです。

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ジグでは、シャクリ上げた定点でステイさせ、また次のシャクリでジグを引き上げステイを繰り返すのに対し、エサ釣りでは、そのスキルそのままにシャクリを入れることもあれば、そうでないこともあるのです。


ジグの場合、シャクリ上げた後に下げてしまうと、ジグにアタックしてくる=ジグを噛んでくるタチウオが、今まさにジグを噛もうとしたとき、それがスッと下がってしまうとすれば、タチウオはリーダーを噛んでしまうことになり、それをアタリと勘違いした釣り師は、次の瞬間アワセをする力で、タチウオの鋭い歯を使って自らリーダーを引き切ってしまうことになるのです。

ですからジギングでは、基本的には下げる動作はしないのです。

エサ釣りでもジギングのように、シャクリを入れてからテンビンを下げずに、そのまま上へ上へとシャクリ上げてくる場合があります。

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でも、「長めのハリスがあるエサ釣りの仕掛け」では、こんなことも考えながらシャクリを入れるのです。

こんなこととは・・・?

海中のテンビンがシャクリによって上方に移動≒ハリが仕込まれたエサも移動することになります。

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シャクリのオツリ≪後編≫・タチウオ釣り に続きます



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