昔ながらの、個人経営の中華屋さんに入ると「うま煮」というメニューが壁の短冊に貼ってあることがあります。

地元のラーメン屋さんでも、家で出前を取る時、中学生の頃だったでしょうか「うま煮そば」なるものを恐る恐る、母に注文をお願いしたことがありました。

肉でも野菜でも、炒め煮したものが、広義の意味でのうま煮なんだそうです。


さて、そんなうま煮(もどき?)なるものを我家で作ってみたところ、特に子供たちに大好評なのです!

玉葱を、みじん切りにする際の大きさをわざと違えてみて、時間差で仕込むことで、細かいのもは調味料に、荒いものは具材としています。

個人的にはビールのツマミに、ご飯に、そして保存も効きますので、この場でご紹介してみたいと思います。

雨の日の日曜日「なっ、パパの料理って、ママとは一味(もふた味も)違うだろ?」っと、小さなお子様がいらしたら、至極簡単ですので、ご一緒に作ってみてはいかがでしょうか。


〔材料〕

ブタの粗挽き肉 300g
玉葱        中2個
牛脂          1個
調味料として   焼肉のタレ・塩・粗挽き黒胡椒・鶏がらスープの素・醤油・サラダ油など

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牛肉を買うと無料の牛脂、今回はコイツが味の決め手になります!

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レジのお姉さんがカゴの中の牛脂を発見、「あれっ、このお客さん、牛肉買って無いのに・・・」って顔で見上げたら・・・
「それは想定内なんです」ってな心持で、用意している満面の笑みで迎撃、その空気で包み込んであげちゃえば全ては丸く収まる筈です(今まではそうでした)。

さて、それでは作ってみましょう!


①玉葱はそれぞれ5mm位の細かなみじん切りと、10~15mm位の、かなり荒いみじん切りにします

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②中華鍋を熱し、サラダ油を大さじ1杯位が馴染んだら、細かいみじん切りにした玉葱を炒めます

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中火~弱火で炒めて行って、透明になり、やや浅く焦げ色がついたら、ここで一旦皿に取っておきます。これは後で、「あま旨い調味料」として、再度中華鍋に帰ることになります

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③粗挽き肉のラップを剥がし、粗挽き胡椒と塩をします

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④先程の、まだ余熱が残る中華鍋に牛脂を入れ中火に、ほぼ溶けたところで粗挽き肉を投入し炒めます。鍋肌にくっつき加減になりますが、玉杓子で剥がしながら炒め進めると、肉から脂と水分が出てきてくっつかなくなります。

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⑤肉の表面の色がほぼ変わったころ、荒くみじん切りにしておいた玉葱と、第二の決め手、鶏がらスープの素大さじ1杯位を投入、中火で炒め続けて行きます

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1~2分経つとこんな感じです

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⑥玉葱がやや透明になってきたかな? の頃合いで、先に炒めておいた玉葱を投入、更に炒めて行きます

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⑦馴染んだところで火を全開に、焼肉のタレをドボドボと多目に(好みで小口切りの鷹の爪など)、そう、目見当で50cc以上は確実に入れながら、中華鍋を返して返して馴染ませます。味見して、ちょっと薄い、甘いといった感じなら、醤油を回しかけます


出来上がりはこんな感じです。

鍋に蓋をして自然に冷まし、肉と玉葱に味をしみ込ませれば完成です!

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最初に炒めて取り置いておいた玉葱は、本格的なカレー作りのレシピから思いついたのです。

↑ と言っても本人は、玉葱を気長に炒めてルーに溶かし込むといった、手の込んだ本格カレーを作ったことはないのですが・・・。

普段、粗びきのひき肉って、あまり我家の食卓でには上らないのですが、上顎と下ですりつぶすことができる、上品で柔らかな「そぼろ」とは対極な、小さいけれど、肉各々が主張し、荒く切った玉葱の噛み応えが楽しい一品となります。

お子さんには焼肉のタレを入れる時、少量の砂糖などで甘くも良いですし、左党には、醤油とタレを半々で、鷹の爪も入れて、キリッと硬派な酒のあてとしても楽しめることと思います。

また、今回は300gの肉を使いましたが、「半額シール」が目に飛び込んできた時は、思い切って2パック買い、それぞれ倍量で作り置きにしています。

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「玉葱、大粒しか無いなあ」など迷ったら、玉葱に関しては、この料理で多すぎることはありませんので、ふんだんにお使いいただけたら、甘みが増し、うま味も深くなると思います。

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是非お試しいただけたらと思います!