あるボクサーのチャンピオンベルト奪還に向けての練習風景、心の揺れ動きを追ったテレビのドキュメント番組を観ていました。

その中で「連打を誘って隙を与える」というアナウンサーの言葉が心に響きました。

チャンピオンに返り咲こうとするそのボクサーは、接近戦が得意の現チャンピオンと対戦する為の練習での一言でした。


元チャンプはヒット & アウェー、遠目の間合いから一気に距離を詰めてパンチを当て直後下がるといった攻撃が得意ですが、どちらかと言うと苦手としていた接近戦を想定しての練習も取入れたのです。

接近戦が得意の対戦相手に、その間合いで連打を誘い、倒しにきて大振りになったところで1発だけ決めのパンチを出す戦法なのです。


釣りでは・・・

「エサが取られてからが勝負」といったことを僕は考えています。

エサが取られる=釣れない とは考えるでは無しに、エサが取られる=魚との接点がある=その先に魚を掛けるがある と捉えるのです。


たとえばカワハギ釣りでは、3個のエサでカワハギと対峙しますが、1個のエサを盗られた挙動=アタリ を察知したなら、そこから誘いを大きく入れてエサを盗らせないようにしながら焦らし、カワハギの活性を上げることがあります。

これは、先の「連打を誘って隙を与える」と似ていて、「1個のエサを(おそらく美味し)く食べたのだから、次のエサも食べたい」というカワハギの心情を思い計り仕掛けを動かしながら、カワハギからの連打を誘って=仕掛けに追従しエサを食べようと焦って泳ぐ仕草 を誘発し、大振りのパンチ=一気に食ってくる 隙を与えるのです。

当然エサにはハリが仕込まれており、活性が上り興奮したカワハギは一気にエサを吸込み、大きなアタリを出しハリ掛かりしてしまうのです。


連打とはカワハギが、次も簡単に食べられだろうと、果敢にエサを食べようとする状況であり、それが過度になると警戒心さえ薄れ、隙となるのだと考えられます。


そのボクサー、タイトルの奪還は潰えましたが、試合後のインタビューでは、対戦相手が重大なルール違反をしたことには触れずに、「試合には負けましたが、自分に勝てたと思います」と、清々しい表情で語っていたことが印象的でした。


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