「テンヤ」と呼ばれるものには、昔からのスミイカテンヤやタコテンヤ、タチウオテンヤなどがあります。

また、ナイロンラージを道糸に、手バネ竿で狙うタイ釣りもテンヤやカブラを使います。

テンヤで言えることは、海中でオモリの向きが一定なら、それに従ってハリが常に上向きに固定されているこでしょうか。


カワハギ釣りでは、ハゲバリを使う宙釣りの名手の方の記述に、「ハリスを短く太くし、常にハリ先を上に向け・・・」といったものがあります。

ハゲバリの形状を思い描いてみると、ハリ先はその間近の所から内側に曲っていて、フトコロがかなり広く、一見すると「V」の字というか「U」の字というか、その中間的な形をしていて、他の魚を釣るハリにはこういった形状はあまり見受けられないようです。

そのフトコロの広いハゲバリは、基本的にはハリを飲ませて掛けるのではなく、上記のように「ハリスを短く太くし、常にハリ先を上に向け」ているので、そのハリ先からエサを狙って食わせるように考えられたハリのようなのです。


カワハギは、摂餌の時に斜め45度位の前傾姿勢になります。

ハゲバリを短く太いハリスで、常にハリ先を上に向けておけば、宙釣りでアタリを感じた時に、ほんの少し仕掛けを下げると、それにつられてカワハギはいつもエサを食べなれている前傾姿勢になり、そのハリ先から食べてくることになるのです。

ですから、理屈では大きな号数のハリでも小型のカワハギも釣ることができるのです。



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