関東でフグ釣りと言えば、「湾フグ」と呼ばれる東京湾内の釣りと、外房や常磐での、いわゆる外洋である「外の釣り」に大別されます。

同じフグ釣りではあるものの、そのタックル、釣法には一線を画すものがあり、特にアタリの出方に関しては、外のフグ釣りに比べ湾フグの方が数段繊細、テクニカルな釣りとなります。

そんな湾フグ釣りで、ある仕掛けが「釣れない仕掛け」としてお蔵入りしていたのでした。


もう20年近くなりますが、湾フグ釣りを始めた頃は、東京湾でフグ乗り合いを出している船宿さんも少なく、浦安の船宿さんもその数年後位に看板を上げたのではと記憶しています。

それでも、自宅から比較的近い湾フグ船宿さんに足繁く通うようになり、繊細なアタリを創り出し掛ける、その難しさゆえの面白さ、つまり湾フグ釣りの魅力に嵌り込んで行ったのでした。


従来からあった大きな親バリに、剥いたアルゼンチンアカエビの1匹分の尾をエサとして付け、そのエサに魅了されたフグのアタリを察知して掛けるカットウ仕掛けが一般的であった頃、ある船宿さんでは、オモリの両脇に鋳込んである自動ハリス止めにハリスを掛けた食わせ仕掛けがあり当時珍しかったものでした。

その船宿さんは、その仕掛けに至る間、またその後も、船長が様々な仕掛けのトライ&エラーを繰り返していました。

湾フグ釣り、特にショウサイフグ釣りの場合は碇で船を固定する場合が多く、操船しながら操舵室の窓から不自然な格好でロッドを出すことなく、釣り客の少ない時は空いている釣り座で釣りができることがあったのです。


今でも覚えているのは、上記の仕掛けとは別に、丸オモリの小さなモノを数珠状にして使ったり、オリジナル形状のオモリを作らせ、それをアナゴ釣りで使ったりと、より釣れる仕掛けを模索することに熱心だった船長だったのです。

その宿にあったのです、そのお蔵入りの仕掛け=釣れない仕掛けとしてテスト済のモノが。

記憶にあるのは1本の糸に複数のハリを結んだ仕掛けで、オモリから1本目のハリ、そのハリを結んだハリスにもう1本と、ハリスは1本なんですが複数のハリを付けた仕掛けだったのでした。


チラシバリ仕掛け誕生物語 〔中編〕 に続きます


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