スイベルはヨリモドシとも呼ばれ、中心部が樽の形状に似ているためタルカン(樽環)とも呼ばれています。

釣りには糸を使うので、その糸に撚り入ってしまうことを防ぐ役割を担っている接続金具なのです。

ちなみに細い糸より太い糸の方が撚りが入りやすく、強固な撚りになってしまいます。


撚りは、たとえばエサやオモリが回転して落下して行ってしまった場合、掛けた獲物が回転して上がってきた場合などに発生、釣りを続けるには厄介な現象となります。

そこで、深場の釣りにはヨリトリリングなるもので、落下中の仕掛が回転しないようにする工夫もあります。

また、カワハギ用のオモリでも舵付きタイプのオモリもあり、こちらは表面積の大きさでアピールすることはもちろん、羽が潮受けしてオモリ自体の回転を防いでいます。


でも、そうしていても撚りは発生してしまうことがあり、釣りが快適ではなくなってしまうもので、撚りが入ったハリスでは、スレた魚を掛けることは望めず、強度も低下してしまうものです。


そこでスイベルの登場なのです!

僕はローリングスイベルの12号、一番小さな号数を使うことが多く、こんな場面で有効だと感じています。

1つはタチウオ釣りで使うハリスなのです。

段付きハリスにする為に、ローリングスイベル12号を介して結ぶのですが、落下中にエサが回転しても、掛けたタチウオが回って上がって来ても、それがあるのでハリスに撚りが入ることはありません。

また、メーターオーバーの大型タチウオにも、破断強度が12キロある為壊れてしまうことがありません。

d_swivel_cut01


また、マルイカ釣りには、イカフックの前方に取り付け使っています。

まあ、最初から付いているアイテムもあるのですが。

マルイカ釣りも、激しいタタキであるとか、ラインやスイベルに負担の掛かる釣り方をしますが、やはり強度的には問題なく使っています。

直結仕掛けでも直ブラでも、掛けたイカが幹糸を中心に回転して上がってくることも多く、ローリングスイベルは必要不可欠なアイテムになっています。


また、ローリングスイベルは Suq Sas で、回転性能もバツグンです!!



【釣り教室のご案内】

アカメとショウサイを狙った湾フグ釣り教室 at えさ政釣船店さん満船御礼・キャンセル待ちとさせていただきました

〔New〕マルイカ釣り教室 Vol.3・企画中

〔New〕ラインの結び方とラインシステムの座学会 at 酒舞さん・お後3名様となりました


数々の実績がある “RYO'S METHOD仕掛け” の作成法、その後ご参加の皆さまとの懇親会を行う仕掛け作り教室も随時お受けしております。



【RYO'S METOD How To DISC】

RYO'S METHOD の湾フグ、タチウオ、カワハギを網羅 2018 Compilation Film

湾フグのチラシバリ仕掛けを解説しながら作製 RYO'S METHOD チラシバリ仕掛け!

船にもある釣り座の優劣を解りやすく解説 潮の流れと風と釣り座

カワハギ仕掛け作りのご参考に RYO'S METHOD カワハギ仕掛け作りの決定版!

鋭い歯を持つタチウオにハリを飲ませて掛ける RYO'S METHOD タチウオ仕掛け

2000本ものアナゴを釣った仕掛けを解説しながら作製
RYO'S METHOD アナゴ仕掛け


詳しくは、ブログ右上段の「メッセージ」にてお問い合わせいただけたらと思います(スマホの   
    場合は画面下端までスクロールしていただき「PCモード」にしていただくとメッセージ欄が表れます)。

DISCの発送1回に1枚 “RYO'S METHOD ステッカー” を同封させていただいております。     



林 良一 facebook