カワハギ、フグ、アナゴはエサ盗りが上手く、ある釣りの本には「技巧ご三家」などと書かれていたことがありました。

アナゴは手袋のミトンで例えると、親指と残り4本の指が口で、あまりエサを吸い込むようなことはせず、口を開けたり閉じたり、先ずはエサを飲み込める大きさにしてからローリングして千切るようです。

フグやカワハギはテクニカルな泳ぎができ、ヘリコプターのようにホバリングにより水中の定点に浮かんだように静止、その状態でエサを啄むように食べるので、アタリが出にくい魚≒ゲーム性が高い好敵手とされています。


カワハギ釣りで、特に潮がかわる潮止まりの時には、おしなべて活性が下がるものです。

そして、流れが無いため得意のホバリングも容易にできる環境となっており、エサ撮り名人の本領を発揮、釣り人が全く気付かないうちにツルテン(全てのハリがエサを盗られている状態)なんてこともあるのです。


そんな居食いをしている魚のアタリを出す方法があるのです。

それは・・・

誘い終わって「今魚がエサを食べているだろう」という間合いに聞いてみるのです。

それも数センチ。

「数センチ」とは、居食いしていない場合でも、エサの目の前には魚がいるかも知れず、アタリが無い場合はもう一度すぐにプレゼンテーションできるようにするためなのです。

そこでモタレた穂先が戻らなかったり、アタリ、分かりやすくは引きが出たら本格的にアワセを入れてリーリングに入ります。



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