DKOを振り返り②・なぜ湾フグロッドだったのか? ≪後編≫ より続きます

 
2019DKO決勝では、メタリア湾フグ S-175が活躍してくれました。

そして準決勝では、極鋭カワハギRT AGS VS 1本で通したのでした。


一次予選は、前にも書かせていただきましたが、竹岡沖のカワハギの模様が良くなく、それではと、穂先が軟らかなゼロを使いました。

結果船中ではトップ釣果で二次予選に進めたもののその釣果は11枚、10枚4人に追従されていた結果となり、もしもう1枚釣り落としていたら、重量勝負で予選敗退も考えられたのでした。


二次予選に向かうまで、一次予選を通過した仲間3人でプラに行く機会がありました。

その時VSを使い込んでみたのですが、釣果が3枚という激渋の日であったものの、その内の2枚をVSで釣り上げ、「ビジュアルセンシティブ」の名の通り、硬調なカワハギ調子ではあっても微細な目感度アタリを出してくれることを実感できたのでした。


二次予選は悪天の中開催されました。

風雨、特に風が強く、ポイントに向かう途中船はたいへん揺れ、時折うねりの合間に入ってドスンと抜ける艫の釣り座だった僕は、タナに置いた前日に剥いたアサリが落下、拾い集めながらの航行となりました。

そんな風の時は、穂先の軟らかなロッドではノイズが多く不向きとなり、VSをスタメンにしたのでした。


舳有利という情報の中右舷艫の釣り座、そんな好調かも知れない舳に背を向け、ロッドに受ける風を少しでも軽減しようと釣り進めました。

ポイントの鴨居沖は竹岡沖と似ているという印象でしたが、それは数年前に一度だけ釣り教室で釣った記憶だったのでした。


舳が前へ出て行く流し、右舷舳方向への流しを想定して遠投し、それ用に作った仕掛けで挑みました。

大粒の雨がロッドを叩く中、VSは目感度でも手感度でもアタリを響かせてくれました。

結果24枚、決勝に進むことができたのでした。

二次予選結果



DKOを振り返り④・仕掛けの枝間を広く へ続きます




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