【湾フグ考2・チラシバリ仕掛け≪後編≫】より続きます


カットウバリにも種類、サイズ等様々なものがあります。

左のカットウバリ、昔ながらの伊勢尼型で、個人的にサイズは(大)を使い、100本単位で購入していました。

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安価なこともあり、主に根掛かりが煩瑣なポイントで使用していました。

ただこのタイプは、3箇所あるハリ先のすべての鋭さを事前にチェックし、不具合があれば研いでおくことが必要です。


右はアユの掛けバリのように、三本の軸の中心からイトが出せる構造で、アワセたときなど、急激な仕掛けの移動でも、カットウバリ自体の振れが少ないように思います。

持った指先にまとわり付くほど、ハリ先は抜群に鋭いです。

細軸と相まって軽量、フグを掛けに行くとき、最小限の竿の振幅で深く刺すことができ、大アワセでフグを散らすことや、仕掛けの跳ね上げすぎを防げ、掛け損ねたフグに仕掛けを再アプローチする時間が短くて済みます。

ハリ先が内側を向くボラ掛け形状(キツネ型)のため、根掛かりしにくいように感じます。

しかし、フグの腹にカットウが刺さり、フグが膨らむと、ハリ先が内側に曲がっているゆえ、フグを外しにくく感じます。


現在はやはりダイワのカットウバリを愛用しています。 

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これも、ハリの背がの真ん中、正中線にラインが入るタイプで、形状はイセアマ型。

Saq Sasコーティングで刺さりはバツグン、サイズはLを使っています。

3本のハリが背中合わせでまとまっている中心のパイプにフロロ8号位を通し、短く3号に結び捨て糸としています(詳しくは湾フグ仕掛け作り教室をご覧いただけたらと思います)。

予備のカットウを収納したケース。

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カットウ仕掛けの収納ケースです。

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市販のものを改造、ケースの両サイドに小型のヒートンがねじ込んであり、作ったそばから仕掛けを収納、常に輪ゴムでテンションがかかっている状態なので、船で仕掛けを取り出せば糸のクセが取れていて一直線になっています。【湾フグ考4・なぜカットウ仕掛けなのか?】へ続きます