大型カワハギを釣り上げるには⑤ より続きます


大型カワハギは、掛けた直後には底に張り付く引きをみせるものの、巻き上げ途中にも重たいトルクフルな引きを見せます。

これは、水深の変化の少ない浅場ほど強く、水面まで大暴れして上がってくるものです。


<引きをいなす>

軟らかなクッション性のあるロッド。

リールのドラグを使う。



〔解説〕

掛けた後の強烈な引きをいなすのはまずロッドとなります。

何の釣りでも書けた後に「竿を立てて!」と言われるのは、ロッドとラインが直線的では、当然ロッドのたわみによるクッションは皆無なので、ドラグがフルロックであれば、ハリが折れてしまったり、ハリスが切れてしまったりと、その瞬発的な強い引きでどこか弱い部分が破損してしまいます。

ですのでロッドとラインの角度を90度付近に保ち、最も竿のクッション性が活きる角度を保って引きをためることをし、引きが弱ればその角度を維持しながら、一定のテンションを掛けたまま巻き込みに入ります。

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カワハギ釣りの時、船上で準備している時にドラグを調整し、不意の強い引きに備えています。

昨今のリールのドラグ性能には目を見張るものがあり、大型カワハギを水面に浮かすことにも大いに貢献します。

ロッドにラインを通し、ラインを掴みながら、またはラインをクーラーなどに固定してロッドとラインんの角度を90度に、ロッドをユックリと持ち上げながら、「これ以上荷重がかかるとロッドに負荷がかかり過ぎて不安」といった前にラインが出るようにドラグを調整します。

また、オモリの空巻きの時、ロッドを真下に向けて全速力でリールを巻いた時に、時折ドラグが滑っているかな?といった感じの締め方でも良いです。

いづれもカワハギを掛けてからラインが出気味の時にはワンクリックづづドラグを締めて行き、その逆もしかりです。

ドラグ調整ができていると、ロッドとラインを90度に保ったままリールを巻き続けていると、カワハギが走ればるプールが止まり気味になりながらカワハギを浮かせます。

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注意することは、ドラグ調整をした後は、アワセ時と取り込み時にはスプールを押さえ、アワセの力が半減してしまう事と、抜き上げ時のライン放出を防ぎます。



大型カワハギを釣り上げるには⑦ に続きます


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DAIWA 極鋭湾フグ-178 インプレッション動画 



林 良一
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