林良一ブログ RYO'S METHOD

テクニカル系船釣りの技術論(METHOD)や精神論をメインに、ちょこっと料理やアウトドアのことなども!

2015年09月

カワハギ釣りの仕掛けの上部、又は枝間に付ける中オモリ。僕はDAIWAのワンタッチシンカーを愛用しています。

中オモリは、オモリが半分縦に割れていて、その部分を糸に挟み、糸との隙間をオモリを潰すことによって固定する「噛み潰し」タイプのオモリです。

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中オモリの役割は主に、海底で仕掛けを弛ませたり這わせたりコントロールすることと、タタキなどによって前後左右にランダムに動き、幹糸に予測不能な動きを与えてカワハギにエサを取らせない動きを作ることなどです。


実釣では、水平に構えた竿の先を50cm位ストンと下げると、仕掛けに中オモリなどの重さが付いていなければ、竿先と海面の間にしなやかなPEラインが弧を描き=水中のラインと仕掛けは真直ぐな状態 となります。

ここで仕掛けを回収、上部に極端に10号の中オモリを取り付けて再投入してみるとどうなるでしょうか。

竿先をストンと下げると、PEラインは弧を描かず真直ぐに海に吸込まれる=中オモリが下がり仕掛けが弛んでいる ことになります。


中オモリの号数は、水深や潮の流れによって変わってきて、おしなべて水深が深い方が、潮が利いている方が重くなって行きます。


例えば

水深20mで潮が全く利いていない条件でラインを張り、次に竿先を下げた時、一瞬弛んだラインが張るのに1秒掛かったとします。
この時仕掛け上部に付ける中オモリは2号だったとします。

①水深20m ・ラインが張るのに1秒とすれば中オモリ=2号 


水深が倍の40mになれば、中オモリに引かれるラインの抵抗も倍くらいになると思われ、2号の中オモリだと中々ラインが張らない=仕掛けが中々弛まない といった状態となり、それに中オモリを足してみて意図したスピードで仕掛けを弛ませるよう調整します。

②水深40m ・ラインが張るのに1秒とすれば中オモリは≒4号と予想

※水深が深くなると、仕掛けを同じように弛ませるには中オモリを重くする必要がある



中オモリの号数はどう決める? 後編 に続きます



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釣り教室では、その釣り技の向上の為にご参加いただくことが多いのですが、今年は海が遅れていたり、濁りがあったりで、中々思うような釣果が上がらないこともあります。

そんな中、僕の地元の市場に遠方よりアサリを仕入れに来たり、釣り教室ので知り合った方々で連れ立ってカワハギ釣りに行ったりと、カワハギ大会目白押しの今、釣り師の活性? もかなり上がってきている感があります。

そんな中、釣行毎に連絡を下さる方もいらして、その都度その日のポイントの状況と、「自分はこう考えてこう釣ってみた」というご自分の釣りのご報告をいただきます。


「カワハギ釣りはゲーム性の高い釣り」と言われますが、ゲーム性が高い=様々な食い方に変遷して行く とも捉えられ、気まぐれにエサを食べるカワハギをレーシングカーに例えれば、トップを走るその車に間を空けないように、そのスリップストリームにピタリと追従するドライバーに勝利の女神は微笑みます。

もちろんコースを逸脱してしまってはパターンの変遷から離脱、トップの車に引き離されてもパターンを見失うことに繋がります。


そんなトリッキーな部分が往々にしてあり、「カワハギ釣りは難しい」と揶揄されます。


いつでもバケツ一杯釣れるザリガニ釣りを大人が追い掛けないように、難しいからこそまた準備をして挑戦するカワハギ釣り。

「カワハギ地獄」とは良く言ったもので、そんな好敵手をご自分の間合い、釣り技に嵌めて釣った時の喜びは一塩、苦しいからこそ面白い時もあるのではないでしょうか。


熱意は上達するための最大のパワーだと思います。

いつも応援しております。


カワハギ・濁り潮の時はどうするか? 中編 より続きます


仕掛けには夜光タイプのオモリをセット、暗い海底での更なるアピールのため、ヒラヒラスカートなども付け仕掛けをドレスアップします。

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そういった目立つものを付けた仕掛けをカワハギに見てもらうことを意図しているのですが、海中の光量が少ないことを陸上では、伸ばした腕の指先が見えない程の濃い霧だと想像してみると、目の前で揺れるパン食い競争のパンを早く動かされてしまっては、すぐに見失ってしまいます。

濁った海中でもこれと同じことが想像でき、夜光のオモリに興味を示したカワハギが仕掛けに接近、エサを発見したとしても、そこで誘い直す=早い仕掛けの動き を与えてしまえば、エサを見失ってしまう可能性が高まってしまいます。

ではどうすれば?

誘った後は必ず長めのステイを取ることが大切で、例えばオモリをヒラウチしたタタキ下げでも、通常よりも低い位置から行い、オモリが着底してからの時間を長く取ったり、誘いの1つを取ってみても、エサが定点で僅かに動くよう、中オモリや集器を使って、弛ませる⇔沢山弛ませるを繰り返し行い、それを繰り返し行っているリズムが小さく乱されたアタリにステイ、又は送り込む=ハリスが張っていても、幹糸に緩みを持たすことによって吸込みを促す ようにしながら聞き上げ、明確なアタリ=引きの序章 で聞き上げる釣り方などが効果があるように感じます。


そんなアピール満載の仕掛けでユックリした動きだと、ゲストのアタリも増えるのでは?

その通りなのですが、カワハギがエサを見つけ難い、またはエサを見つける意欲が削がれているとき、ゲストにアタリを出させながらカワハギのアタリを待つ釣りになるもので、早い動きでゲストを交わしながらカワハギを食わせる釣りとは一線を画すと思います。


振り上げた腕の指先が見えないほどの濃霧の中では、人は早く歩いたりはしないもので、もとより用心深く、壁伝いに移動したりするものではないでしょうか。



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カワハギ・濁り潮の時はどうするか? 前編 より続きます


主に目でエサを追うカワハギの事、濁り潮の時はてき面に釣果が落ちてしまうこともあり、カワハギ釣りで濁りは厄介者だと言えるのではないでしょうか。

逆に、潮色が澄んでいれば水中の光量多く、オモリもホログラムやゴールドなど、光を反射するタイプをチョイスして、タタキ下げしながらオモリをヒラウチさせ、そのフラッシング効果を遠くにいるカワハギに届かせ寄せるようなイメージで釣り進めることがあります。

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でも濁り潮の場合は水中の光量が少なく=反射させる本となる光が少ない が為にフラッシングする効果が下がってしまうことが考えられます。

ではどうすれば?

水中の光量がほとんど無いと仮定すれば反射は期待できません。

とすれば、自ら発光する夜光タイプのオモリを使ってカワハギにアピールすると効果があることがあります。

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夜光は蓄光で、光を蓄えそれを放出することで発光、光りの無い海中でもある程度光り続けます。

では、もっと発光するケミホタルは?

個人的な経験ではケミホタルは有効な時と、逆効果な時があるようです。

きっとカワハギにはその光は見えていると思うのですが、それを嫌うこともあるようです。
過去、シマノ探検丸カワハギグランプリの準決勝では、両隣の釣り人がポツポツとカワハギを上げる中、長い時間全くエサを取られなかった経験があり、ケミホタルを仕掛けから取り去った途端にアタリ出し決勝に進出、優勝した経験があります。

ただ、ケミホタルが有効となることも事実で、装着した場合でも、取り去る勇気を持つことが大切だと考えています。

では、夜光タイプのオモリを使って、実際にどんな釣り方をするのか?



カワハギ・濁り潮の時はどうするか? 後編 に続きます



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濁り潮が良い釣果をもたらす釣り物もあり、夜行性のアナゴなどは日中でも釣れることがあり、乗り合い船でもポイントに到着直後、日暮れ前から釣れ出すこともあります。
タチウオも、ある程度潮が濁っている方が泳層が浮いてきて、活発にエサを追うことがあり、水中の光量の少ない夜釣りでも好釣果をもたらします。

一言に「濁り」といっても様々な種類があり、高水温時のプランクトンによるもの、底にある堆積物が潮の加減で海中に拡散するもの、遠浅の砂浜の沿岸では波浪によって舞い上がった細かな砂や土でのもの、流入河川に降った雨によるもの他、様々な要因があると思います。

先日DKO強化釣り教室を開催した折は、練習の舞台の竹岡沖はたいへん濁っていて、その色は濃い麦茶にやや緑を足したような色でした。

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この濁りは主に、東京湾に流入している河川からの濁水によっての濁りと思われ、東京湾=海水に対して、河川=淡水ですので、流入河川からの濁りは「水潮」と称されることもあります。
また、東京湾には50本を超える流入河川があり、これは世界的に見ても珍しいほど多い数だそうで、陸からの栄養分を運ぶ河川が多いことは、それだけ豊穣な海ということになり、東京湾のスズキの水揚げ高は日本一だそうです。


さて、流入河川は淡水ですので、海水よりも比重が軽く、その濁った淡水が海に入ると「水潮」と呼ばれ、海水の表層に漂うことが知られていて、その層が薄い場合は、船の航跡だけクリアな海水が現れることがあります。


生物の生死にかかわる濁りや潮は除いたとして、濁りは太陽光を遮り海中を暗くするすることが考えられます。
それは陸上ではあたかも、厚い雲に覆われた状態や、濃い霧が立ち込めた状態に模して考えることが出来ると思います。

そんな状況では視界が悪く、当然遠くにあるものほど見え難い、又は見えない状況になると考えられます。

そんな濁り潮のときカワハギ釣りでは・・・



カワハギ・濁り潮の時はどうするか?中編 に続きます



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