林良一ブログ RYO'S METHOD

テクニカル系船釣りの技術論(METHOD)や精神論をメインに、ちょこっと料理やアウトドアのことなども!

2015年12月

今年も釣りに関して様々なことがありました。

思い返してみると・・・

船最前線リニューアル
フィシングショー
マルイカ好調
BSプレミアム出演
RYO'S METHOD ブログ開設
数年振りのアナゴ取材
チャリティー釣り会
近代カワハギ講習会
近藤先生とのタチウオ取材
DAIWAカワハギロッドのインプレ動画撮影
竿で釣るマダコ
オフショアマガジンAPC
DYFC
剣崎沖解禁カワハギ仕立て
DKO歴代チャンプ取材
DKO強化カワハギ釣り教室
延べ1000名様を超えた釣り教室
女性だけのカワハギ釣り教室
テンヤスミイカ
TKB
新米杯
湾央にドラゴン来襲等々・・・

ちょっと思い出すだけで色々と浮かんでくるものです。

釣りにおいてこういった活動ができることを幸せだと思っております。


RYO'S METHOD ブログをお読みいただいている皆さま、開設させていただいた4月27日より今日まで、今年はたいへんお世話になりました。


来年も釣行記、釣りに関する技術論、精神論を中心に、料理の事その他も書いてみたいと思っております。


来年も RYO'S METHOOD ブログをよろしくお願い致します。

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タチウオ釣り・低活性時の冬の釣りは 前編 より続きます


船長がポイント移動毎にアナウンスしてくれる水深、海底からの反応の高さ、反応の幅がありますが、その「反応の幅」が十数メートルから2、30メートルあれば、タチウオが活発にエサを追っていると考えての釣りの組み立てで良いのですが、反応の幅が底から5mなど、かなり狭い幅、それも、底に張り付く様な反応の場合は中々エサを追わず、かなりテクニカルな展開になってきます。

ではどうしたら・・・

僕はそんな時、概ね反応の上っ面で仕掛けを止めてステイ、船の揺れを竿の上下で相殺して、水中のエサがなるべく動かないようにしながらアタリを待ちます。

アタリは竿先を押さえ込んだままにしたり、「ツンツン」と、タチウオが頭を振るようなアタリが多いのですが、それはエサである魚の切り身の端を咥えているだけ(噛みアタリ)で、ここでアワセを入れても、ハリがタチウオの口に触れていないので、エサが切れるだけとなってしまいます。

その先は・・・

竿を極僅かに持ち上げ続け、エサが逃げようとするテンションを常に掛け、タチウオがエサを口の中に飲み込んで行くよう(本アタリになるよう)に促します。

そのとき

タチウオの重みが掛かっていた竿先がフッと、重みが無くなった時はタチウオがエサを離してしまった証拠で、そんな時はその場でユラユラと揺らしてみるか、叩いてみて、瀕死のエサの演出をしてみるのです。

アワセ所は?

そうやってエサを食わそうと、何十メートルも下にいるタチウオとの楽しい駆け引きをしているとき、注意していると、竿先を鋭く小刻みに揺らす「噛みアタリ」から、重さの乗った「本アタリ」に変化するときがあり、本アタリ=ハリが口の中に入っている ので、そこからは竿全体を持ち上げるように、タチウオの重みを竿に乗せるようにアワセを入れます。


これは、冬場の低水温、低活性時の時の僕のタチウオ釣りなのですが、その他にも、活性に合わせたハリサイズのチョイス、ハリスの太さの使い分けなどもあり、果てはエサにもチューニングしたりと、カワハギのようにタチウオ釣りを楽しんでいます。

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今年の東京湾のタチウオ釣りは、夏タチウオ開幕の6月頃から、上位安定で釣れ続けています。

夏は大貫沖などの浅場に群れが集まり、動くエサやジグを水面まで追い掛けてきたりと、たいへんスリリングな釣味があり、高水温≒高活性ゆえ数も狙えて入門には最適な季節でもあります。

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冬は観音崎沖付近の深場に落ちますが、水深が60m位から、時には200m近くにも落ちることがあります。

今年は湾央に、先日まで差していた黒潮の影響なのか、エサとなるイワシの群れが入ってきているのでしょうか、本牧沖の40mでタチウオの良い反応が連日確認されているようです。

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トップで40本以上の日もあり、それも指4本サイズが釣れているというこで、12月20日(日)に釣行してきたことは先日、湾央にドラゴン来襲!としてブログアップいたしましたが、当日は高活性とは程遠い超低活性でした。


それは、シャクリのバリエーションを変えて様々に試してみましたが、それではまず食って来ない様相で、そんなときはどんな条件、どんな釣りを展開してみたか書いてみていと思います。


当日はまず、本牧沖の40mから始めたのですが、シャクリではアタリが皆無で、反応は底に張り付き5m位、時折8mや10m位にまばらな反応があるようとのアナウンスがありました。

底に張り付く反応では、タチウオが休んでいる低活性時によくあることで、シャクッていても、その層が5mしかないのですぐに通過してしまうことがあり、釣り辛いこともあります。

そこで・・・

反応の上っ面で仕掛けをステイ、船の揺れをロッドの上下で相殺、海中の定点に仕掛けがあるようにします。

反応の真ん中付近では、アタリが出ても活性が今一つで、エサを咥えてもハリ掛かりにいたらないことが往々としてありますが、反応の上方には、中でも活性が高い個体がいるもので、ハリ掛かりの確率を上げることができるのです。

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タチウオ釣り・低活性時の冬の釣りは 後編 に続きます

次の釣行に想いを馳せている時は楽しく、「何を釣りに行こうかなぁ~、悩むな~」の悩みは楽しい悩み、いつでも歓迎なのではないでしょうか。

毎年年末近くになると、来年の初釣りの思案を始めますが、さて来年は、何を狙ってにして何処へ行きましょうか?


思い起こせば今年は、巳之助丸さんのカワハギ釣りが初釣りでした。

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この冬は、カワハギはもちろん先日行ったタチウオも好調だし、アマダイもいいし、湾フグも・・・、と、楽しい悩みは尽きません・・・(苦笑)

でも、初釣りはやっぱりカワハギにするかなぁ・・・?

どうしようかなぁ、ああ楽しい・・・(笑)

カワハギ釣り 食い渋りの竹岡沖は・・・ 前編 より続きます


さて、魚はいるが低活性、潮が流れない状態で、エサを食べる側にアドバンテージがある場合は、船下を狙う場合でもキャストしての釣りでも、オモリを置いた定点で誘うことが1つのセオリーで、中オモリや集器を使って、仕掛け上部をユラユラと揺らし、エサが定点で1~2cm動かすような誘いが功を奏す場合があります。

上記は「定点で誘う」ということがキモなのですが、こういった考え方もあるようです。

それは、「活性が低い中でも、少しでも活性が高い個体を探す」という逆の発想から、宮澤さんが駆使するキャストしてのカーブフォールで、カワハギの群れの中を斜め横に仕掛けを通し、その仕掛けの動きに反応してついてくる、より活性の高い個体を導き出し、オモリが着底したときの間で食わせる方法もあるかと思います。

小型を中心に狙うこの釣法、長めのハリスでスピード6.5号のハリでの組み立てなのですが、オモリ着底後に訪れるアタリも小さく、やはり活性の低い時は中々アワセ所が難しい場合もあります。

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そこで、より目感度アタリを大きく出す、AGS-SFのような穂先も穂持ちも柔らかな竿を使い、「今エサを食べているだろう」という間に聞いてみるのも有効な場合があります。


でも、それでも掛からず、アサリのワタだけ取って行く場合もあります・・・


そんな時は小さなアサリの水管を取り去り、ベロを縫い刺しワタへ、これを2個付け、3個付けすることで、1回のアタリでワタが取られても、そのハリにもう1つ、2つのワタがあることでアタリのチャンスを増やすことも考えられます。

また、ワタだけ取られることが頻発する時は別に、ワイドフック系のハリを混ぜてみて、オモリ着底、中オモリなどで仕掛けを弛ませた時に、ハリ先から食わせることを意識してみての釣り方も良いかも知れません。


でもきっと、自然界に生きているカワハギの方が何枚も上手な事も多く、様々な引き出しを出しても中々答えを導き出すことができないこともあります。

またその難しさが面白さに転化するのがカワハギ釣りなのです。


等々、考えているだけでまた心は船の上です(苦笑)

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