林良一ブログ RYO'S METHOD

テクニカル系船釣りの技術論(METHOD)や精神論をメインに、ちょこっと料理やアウトドアのことなども!

2016年03月

船釣りを楽しんで20年余りが経ちますが、今まで何軒の船宿さんに通ったものやら、色々な思い出があります。

楽しい思い出が圧倒的に多いのですが、中には先のスクリューが欠け飛んだ話しなど、事件的な話し(こんな話しを記憶を辿りながら書きため中です)などもあり様々です。


船宿さんに通い「常連」と呼ばれるには、いったいどれ位の頻度で、何回通えばよいのでしょうか?

もしかしたらそれは、頻度や回数ではなく、深さかも知れません。


そうしている内に厚意になる船長もできてくるもので、先日そんな船長からかなり長文のメールをいただきました。

その船長自身釣りへの造詣が深く、プライベートでは自らも船に乗り竿を出すといった筋金入りのプロの船長なのです。

いただいたメールに「今沖ですか?」と返信すると、「今日はお休みだよ~」との着信、すかさず電話してみたのでした。


内容はあるオモリについてなのですが、昔から変らぬ形で現在も使われているそのオモリ、昔と今では細かなマイナーチェンジ的な形の差異があり、そのことを含め、他のオモリ、船長が書いて添付し送ってくれた図なども見ながら、お互いの過去の経験談も織り交ぜての、熱の入った釣り談義、オモリ談議の長電話に興じてしまいました(苦笑)。

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結論は、今はそのオモリを試せない釣り物を担当している船長のこと、僕が色々とテストしてみることとなりました。


船長と二人、電話で語った机上論は合っているのか、はたまた・・・


検証しに行かなくちゃです(笑)



今年も桜の開花宣言が過ぎ、いつ咲き誇ろうかと、大きな蕾を沢山付けた桜を先日見てきました。

桜の花は儚いもので、幹から見上げると青空が見えない程に咲き誇るのに、その艶姿も数日、風が吹くとけんもほろろに散ってしまう様も、どこか潔く感じられるのではないでしょうか。


隅田川沿いには、その名も「桜橋」から下流の墨田公園が有名な桜の名所で、開花になると賑わいを見せ、昼の部が済めば夜桜と、その艶やかな数日を楽しむ花見客が訪れます。

川には屋形船が浮かび、岸沿いの、それも一番咲き誇っている桜の近くに碇を下し係留、川から見る花見風情を、杯片手に船べりにもたれながら楽しんだりいたします。


花見はやはり、週末に人が出て賑わいを見せるようですが、ある年の土曜日は朝からしとしとと雨、夕方からは風も強まり、開花のピークを越えた桜は一気に花びらを落としてしまったのでした。

翌日の日曜日は抜けるような青空、春の暖かさで潤う大気の中を出船、花びらで桜色に染まった川面を、真一文字に切り裂くように船は隅田川を下り、残った花びらが時折船にはらはらと落ちてきたりなど、この季節だけの風情を味わったものでした。

そう、海さくらさん。

石巻で災害ボランティアを続けている団体です。

桜は日本の花、日本の象徴でしょうか、僕らも本当に微力ではありますが、お手伝いをさせていただいております。


桜 船

花びらが舞い上がる航跡を見ながら、岸の葉桜とのコントラストを楽しめる、唯一日の春の日でした。




スルメイカ釣りによく行っていた頃、18本のガス巻きスッテ仕掛けを使い、竿は短く太い電動スルメイカ専用竿、だがしかし、リールは手巻きのジギングリールにこだわっていたのでした。

主に東京湾内でのスルメイカ釣りでしたが、足の早いスルメイカの向こうを張ろうと、ソナーと魚探とを交互に見やる船長は、スルメの進行方向に群がる様に集まる他船にも気を配りながらの操船をしていました。

その日は、船中に張ったロープに沖干しがズラリと並ぶ好釣果で、帰港の途中、先に干したものから、良い塩梅に生干しになったスルメを取り込んでいた時でした(ちなみに肝はクーラーの中で塩漬けに、翌日、沖干しと合わせて塩辛に仕込むのです)。


船はレインボーブリッジ近くを航行中、操舵室のすぐ後ろで僕は、しゃがみながら表を上にして10枚の沖干しを、その上には裏を上にした起き干しを自分の前に重ね、30枚目を重ねようとしたその時、踵が10cm程浮くような物凄い振動に襲われました。

船長はすぐにスロットルを戻し、ギアは中立に・・・

夕暮れの隅田川河口に、操舵室後部の小窓越しに僕に注がれる船長の、鋭さと疑問入り混じった目線・・・


「何ですか今の激しい振動は?」と、だれ彼ともなく囁く船上で、1人年輩の釣り人が「ペラ(スクリュー)が折れたんだよ」と一言。

船長の指示で僕がスロットルを握り、ギアを一瞬繋いでは戻す動作をしているなかで、スクリューを見ることが出来る、船底の小窓を凝視していた船長からストップの合図、「羽根が1枚飛んじゃってるよ」と、怒るような困ったような顔をする船長・・・

「でも、航行中に高回転しているスクリューの羽根が、何だかの理由で折れ飛ぶと、それが船体に当たった場合は沈没の危険さえある」とは、先にペラが折れたと言った年輩の釣り師の方でした。


その日は極低速で桟橋に戻りましたが、後日聞いたところによると、振動でエンジンの位置がずれてしまい、少しずつ浸水していたとのことでした。


スクリューはきっと、金属の塊から削り出しのワンピースで出来ているとは思うのですが、金属疲労だったのか、それとも水中の浮遊物か何かにぶつかったのか、原因は何だったのか分かりませんが、その時は、見当違いだったかも知れませんが「折れた1枚の羽根が欲しいな」と思ったものでした。

長年魚を追い続ける為に、船長の操船に従順に回転を繰り返していたその羽根を、何故か愛おしく思ったものでした。

根掛り対応策 <前編>より続きます


根掛りしてしまった場合、ハリが1本の場合はハリスから切れることも期待できますが、ハリが複数掛かってしまった場合、オモリが根に噛んでしまっている場合は、しゃにむに竿を煽っても外れず、竿の破損にもなり兼ねません。

オモリが根掛かってしまった場合は、ラインを巻き込み竿を真下に向け、前後左右に激しく竿を揺すると、半分以上のオモリの根掛りは外れます。

このメカニズムは、竿を真下に向けることで竿の弾力を無くし、激しく揺すること=瞬間的にテンションを掛ける、直後に抜く の繰り返しをしているのです。

瞬間的にテンションを掛けて抜く≒引っ張っているラインを突然切るような 反動がオモリに与えられ、それは、根掛かっている姿勢でテンションを抜かれることになり、その一瞬の、位置が変った時に次のテンションがくればまた少し動く、を繰り返している内に、オモリは根を脱するのです。

ですから、根掛りしているラインをユックリと張っていっても効果はなく(海藻の根などに掛かっている場合は有効)、瞬間的な緩急が根掛りを外すポイントとなります。

また、方形で細長いオモリ形状より、球形の丸型オモリの方が、根掛かった場合、糸を引っ張ってみることを想像すると、根を脱しやすいことが考えられます。


もっとも船上では、ハリがなのか、オモリがなのか、ハリなら何本根掛りしているのかの判断は難しいものです。

そこで僕は、カワハギ仕掛けにはウイークポイントを持たせ、オモリは自動ハリス止めにオモリの捨て糸を引っ掛けた捨てオモリ式に、3本のハリのどれが、もしくはすべてが根掛かってしまったとしても、ハリスを止めてあるフックビーズの上のコブから切れるようになっていて、PEラインの高切れを防ぐようにしてあります。

根掛りや、先のオマツリもそうですが、その時は釣りをしていない時間帯となり、なるべく避けるようにしたいことと、もし根掛りしてしまっても、素早く外して釣りを再開、ウイークポイントを持たせた仕掛けでは仕掛けが切れるので、船上でラインシステムを組むことなく、予め用意してある予備の仕掛けを付け替えればすぐに釣りを再開することができます。

湾フグ釣りでは、期間限定と言うこともあり、毎年盛り上がる白子のシーズンが近づいてまいりました。

4月24日(日)、そんな白子前哨戦的な湾フグ釣り教室を、羽田のえさ政釣船店さんで開催させていただくこととなりました。

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東京湾の冬の風物詩的なアカメフグよりアタリが小さく、よりテクニカルなショウサイフグを狙った釣り教室となります。

釣り教室では、出船前にレクチャーを行っております。



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レクチャーでは、湾フグ釣りに適したロッドは? 仕掛けは? 釣り方は? はたまた食べ方などのお話しをさせていただいております。

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ポイントではお一人お一人を何度となく回らせていただき、当日の状況に合ったご指南をさせていただいております。

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ご予約は、えさ政釣船店さん(TEL03-3743-1585 直通080-5449-0147)へお願い致します。


皆さまのご参加をお待ちしております。

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※今回は、釣り教室の新企画に伴うテストも行わせていただく予定です。


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