そしてこのブログに「伊勢尼型とキツネ型とは何でしょうか? その違いは?」などのご質問をいただいておりました。
見つけてみたら昔購入したハリがありました!
まずは伊勢尼というハリですが、短軸の丸バリで軸が太くフトコロも広く、グレ釣りやコイ釣り等で使われるハリなのです。
キツネ型は細軸で軸が長く、フトコロが狭い分マルセイゴなどに比べるとスリムに見えます。
伊勢尼型はそのネーミングの「Speed」からも窺い知れるように、ハリ先が立っている分フグの体皮に引っ掛かりやすい≒刺さりやすいハリが特徴となっています。
キツネ型はハリ先が内側に向いており、一度刺さればかなり外れにくいので「Keep」とネーミングされていて、海底で寝ている状態でも、ハリ先が内側を向いている分根掛かりし難い形状とも言えます。
またこの写真⇩を見てください、上から見た左がSpeedで右がKeep、どちらもサイズはLです。
Lサイズの場合、Speedのハリ先間は約24㎜に対してKeepは32㎜で、8㎜ほど長いのです。
当然サイズ感はKeepの方が大きくなります。
ちなみにKeepのMサイズのハリ先間は28㎜となり、SpeedのLサイズよりも4㎜長いことになります。
ですのでダイワのカットウバリは伊勢尼型であるSpeedよりもキツネ型であるKeepの方が大柄ということになります。
また、「ではSpeedはLサイズで、KeepはMサイズ」といった選択もありだとは思いますが、サイズダウンするとハリの線径も細くなっていくことも覚えておくと良いかと思います。
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