釣具屋さんの一角を占める様々な釣り竿。
釣りの対象魚は千差万別多岐に渡っていて、それぞれ目的の魚を釣り上げる為に開発された竿は「専用竿」と呼ばれます。
その竿の特長を表す言葉に「硬調」、「軟調」があります。
硬調はアルファベットで「H」などとも表記され、これは英語のHardの頭文字から来るもので硬調のこと、「MH」でしたらMidium Hard、すなわち中硬調となります。
ここで一点、同じ竿であれば硬調、軟調=硬い、軟らかい の違いこそあれ、竿の特性の一つである曲がり方は変わらないという認識が大切です。
言い替えてみと、硬調竿に30号のオモリを下げた時、軟調竿に20号のオモリを下げてみると、その曲り具合はほぼ同じと言った具合に、「竿の硬さだけが違い、曲り方は同じ」ということなのです。
それとは別に、竿の曲がり方の特性を示す「調子」といった言葉があります。
ではその「調子」とは、どういったことなのでしょうか?
たとえば「7:3調子(しちさんちょうし)」と仕様表にある竿では、竿先から全長の約3割位のところが曲りの頂点となる竿で、湾フグ竿、カワハギ竿などでは極端な9:1調子といった竿もあり、5:5調子を昔は本調子などとも呼んでんでいたようです。
細かなアタリを繊細な穂先で取り、すぐに(穂先の次の部分である)穂持ちのパワーで掛けに行く釣りが湾フグ釣りであったり、カワハギ釣りであったりで、竿の特長でもあります。
また、揺れる船上でロッド・キーパーに竿をセット、船の揺れを吸収する、軟らかであるが粘りがある調子=曲り方のマダイ竿など、それぞれの釣り方にそれぞれ見合った調子があります。
その調子の中に硬い軟らかいがあるのです。
今トップシーズンのマルイカ釣りで僕は、ダイワの極鋭マルイカAGS-Fというマルイカ専用竿をメインで使っているのですが、開発者の1人である永田さんいわく「この竿はSMT(スーパーメタルトップ)で調子を出しているんだよ。穂先のメタル部分がシンカーが30号でも60号でも背負いながら(ある程度穂先に負荷が掛かっている状態で曲り込んでいる状態から)、マルイカのアタリを出す調子に仕上がっているんだよ」とのことで、実釣での体感はまさにその通り、シンカーが宙にあるときでもゼロテンションでも、その繊細なSMTがマルイカのシグナルを伝えてくれます。
またダイワではほかにも、ガイドのフレームに軽量高硬度のカーボン繊維を使い、ガイドの重さ、変形で手感度アタリを殺さず=スポイルさせずに手元に伝えるAGS。
名手の感覚を数値化した感性領域設計システムであるESS(エキスパート・センス・シュミレーション)。
竿のネジレを軽減させ、アタリをスポイルさせること無いように手元に伝えるX45。
カーボン繊維同士を密着させる樹脂を極限まで減らし、高密度カーボン繊維で竿を作り出すSVFなど、1本の竿に様々なダイワテクノロジーが詰め込まれています。
狙った魚の習性を知り、自分のメソッドを磨き、最高のタックルで好敵手と対峙する。
これも釣りの楽しみ、醍醐味ではないでしょうか。
釣りの対象魚は千差万別多岐に渡っていて、それぞれ目的の魚を釣り上げる為に開発された竿は「専用竿」と呼ばれます。
その竿の特長を表す言葉に「硬調」、「軟調」があります。
硬調はアルファベットで「H」などとも表記され、これは英語のHardの頭文字から来るもので硬調のこと、「MH」でしたらMidium Hard、すなわち中硬調となります。
ここで一点、同じ竿であれば硬調、軟調=硬い、軟らかい の違いこそあれ、竿の特性の一つである曲がり方は変わらないという認識が大切です。
言い替えてみと、硬調竿に30号のオモリを下げた時、軟調竿に20号のオモリを下げてみると、その曲り具合はほぼ同じと言った具合に、「竿の硬さだけが違い、曲り方は同じ」ということなのです。
それとは別に、竿の曲がり方の特性を示す「調子」といった言葉があります。
ではその「調子」とは、どういったことなのでしょうか?
たとえば「7:3調子(しちさんちょうし)」と仕様表にある竿では、竿先から全長の約3割位のところが曲りの頂点となる竿で、湾フグ竿、カワハギ竿などでは極端な9:1調子といった竿もあり、5:5調子を昔は本調子などとも呼んでんでいたようです。
細かなアタリを繊細な穂先で取り、すぐに(穂先の次の部分である)穂持ちのパワーで掛けに行く釣りが湾フグ釣りであったり、カワハギ釣りであったりで、竿の特長でもあります。
また、揺れる船上でロッド・キーパーに竿をセット、船の揺れを吸収する、軟らかであるが粘りがある調子=曲り方のマダイ竿など、それぞれの釣り方にそれぞれ見合った調子があります。
その調子の中に硬い軟らかいがあるのです。
今トップシーズンのマルイカ釣りで僕は、ダイワの極鋭マルイカAGS-Fというマルイカ専用竿をメインで使っているのですが、開発者の1人である永田さんいわく「この竿はSMT(スーパーメタルトップ)で調子を出しているんだよ。穂先のメタル部分がシンカーが30号でも60号でも背負いながら(ある程度穂先に負荷が掛かっている状態で曲り込んでいる状態から)、マルイカのアタリを出す調子に仕上がっているんだよ」とのことで、実釣での体感はまさにその通り、シンカーが宙にあるときでもゼロテンションでも、その繊細なSMTがマルイカのシグナルを伝えてくれます。
またダイワではほかにも、ガイドのフレームに軽量高硬度のカーボン繊維を使い、ガイドの重さ、変形で手感度アタリを殺さず=スポイルさせずに手元に伝えるAGS。
名手の感覚を数値化した感性領域設計システムであるESS(エキスパート・センス・シュミレーション)。
竿のネジレを軽減させ、アタリをスポイルさせること無いように手元に伝えるX45。
カーボン繊維同士を密着させる樹脂を極限まで減らし、高密度カーボン繊維で竿を作り出すSVFなど、1本の竿に様々なダイワテクノロジーが詰め込まれています。
狙った魚の習性を知り、自分のメソッドを磨き、最高のタックルで好敵手と対峙する。
これも釣りの楽しみ、醍醐味ではないでしょうか。