アサリの殻を予め自宅で剥き、好みの加減に塩をして船に持ち込むカワハギファンの方も多いかと思います。

アサリは魚屋さんやスーパーで簡単に入手できますし、ツワモノは自分で潮干狩りに行き掘ったりしているようです。

スーパーでは、海水入りのパックにはいっているものは身がふっくらしていますが、水を切ったパック入りのものは、古くなるほど身が乾き気味になり痩せてきます。
ですので、閉店間際に「半額」で買ったとしても、あまり傷みの激しいものには「これでカワハギが食ってくるのだろうか」と不安が残りますし、やはり人間が食べても遜色のないものをエサにしたいところです。


僕は主に自宅から車で15分程の、足立区の市場でアサリをキロ単位で仕入れに行きます。

足立区千住市場には、魚介類や野菜、乾物などが手に入り、アサリを置いている店が何件もあります。

アサリは当然生き物ですので、その時の入荷状態はまちまちで、大きさ、鮮度、ミルキー度合も様々で、時には時化でアサリ漁の船が出ず入荷無しなんていう事もありました。


市場は一種独特の雰囲気がありますが、お近くに市場があれば出向いてみて、顔見知りになればアサリの粒や産地の指定なんかもできるようになると思いますし、ビニール袋に入れたアサリに、海水と酸素を入れてくれたりと、釣りを応援してくれます。


そうして仕入れたアサリを一粒づつ剥いているときの期待感は、カワハギ釣り師ならではのものではないでしょうか。



カワハギのエサ・アサリ 殻剥き編 に続きます