カワハギ釣りで、「底からオモリを1m切って、その1mを3秒くらいかけて下してきて、オモリがトンと着底した時にアタリが集中」という記述があったとします。

当時はそのパターンでカワハギが食ってきて釣れる時間帯が長かったのでしょう。

でも、なぜそのパターンでカワハギが食ってきたのか、その「なぜ」の部分は書かれていたことはあまり見かけません・・・

そして、きっとそのパターンを翌日の同じエリアで試してみても、高確率で前日のような釣れ方、結果が出ないのがカワハギ釣りではないでしょうか。


前記の誘いで窺い知れることは、その仕掛けの動きに付いてくる、又は反応してくるのだから、カワハギの活性がそう低くはないということが分かり、競って食っているのかも知れません。

また、カワハギは目でエサを探す魚で、水中動画を観ても分かるように、先ずオモリを発見しつついて来たりし、その後エサを発見することも見て取れます。
ということは、「1mを3秒で落ちるオモリ」を見失うことがない透明度があったことも考えられます。


状況抜きの情報は、その時の状況を推測しなくてはならず、たとえ推測したとしても、それが正しいかどうかは、裏を取り確認しなけらば何とも言えません。


前日の、状況をも加味した情報を参考に、今日は何が違っているのかを探り、今まさに竿を出している瞬間を読み取り修正、釣果に繋げて行くことが大切です。

それには、毎回の釣行を漠然と釣らず、少しでも、何か1つでもよいので考察することが大切で、次の釣行は今回よりもより良いものにしていこうという勤勉さも必要になってくると思います。

それがご自分の引き出しとなり、次回以降の釣行でご自身を助け、良い釣りに導いてくれることとなるはずです。


釣れても釣れなくても、そしてどのような釣りでも「なぜ」を考え釣り進め、すぐに答えが出なければ各論にして細分化、原因や結論に結び付け考えることが一番の早道ではないでしょうか。


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