今年の東京湾のタチウオ釣りは、夏タチウオ開幕の6月頃から、上位安定で釣れ続けています。

夏は大貫沖などの浅場に群れが集まり、動くエサやジグを水面まで追い掛けてきたりと、たいへんスリリングな釣味があり、高水温≒高活性ゆえ数も狙えて入門には最適な季節でもあります。

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冬は観音崎沖付近の深場に落ちますが、水深が60m位から、時には200m近くにも落ちることがあります。

今年は湾央に、先日まで差していた黒潮の影響なのか、エサとなるイワシの群れが入ってきているのでしょうか、本牧沖の40mでタチウオの良い反応が連日確認されているようです。

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トップで40本以上の日もあり、それも指4本サイズが釣れているというこで、12月20日(日)に釣行してきたことは先日、湾央にドラゴン来襲!としてブログアップいたしましたが、当日は高活性とは程遠い超低活性でした。


それは、シャクリのバリエーションを変えて様々に試してみましたが、それではまず食って来ない様相で、そんなときはどんな条件、どんな釣りを展開してみたか書いてみていと思います。


当日はまず、本牧沖の40mから始めたのですが、シャクリではアタリが皆無で、反応は底に張り付き5m位、時折8mや10m位にまばらな反応があるようとのアナウンスがありました。

底に張り付く反応では、タチウオが休んでいる低活性時によくあることで、シャクッていても、その層が5mしかないのですぐに通過してしまうことがあり、釣り辛いこともあります。

そこで・・・

反応の上っ面で仕掛けをステイ、船の揺れをロッドの上下で相殺、海中の定点に仕掛けがあるようにします。

反応の真ん中付近では、アタリが出ても活性が今一つで、エサを咥えてもハリ掛かりにいたらないことが往々としてありますが、反応の上方には、中でも活性が高い個体がいるもので、ハリ掛かりの確率を上げることができるのです。

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タチウオ釣り・低活性時の冬の釣りは 後編 に続きます