2月12日(金)はタチウオ釣りに行ったのですが、ポイントの水温が4℃(船宿のHPには5℃と)も上がってしまい、やや濁っていた水色もクリアになっていました。

水温が4℃上昇ということは、陸上ではその倍以上の気温の上昇と捉えられ、その温度差に、服を脱いだりすることのできない魚は順応しなければなりません。

また、多少濁りのある方が良いタチウオ釣りのこと、澄み潮だと仕掛けやハリを、その視力で見切るのか、途端に食いが落ちてしまうものです。


さて、温度が高く、その高さゆえプランクトンなどが生息せず青黒く見える黒潮は、ポイントである東京湾湾口を、蛇行を繰り返しながら流れていますが、当日の黒潮の蛇行はこのようで、当然その分流が湾口へ、湾内へと流れ込んでいたことが想像できます。

温度


また、それに伴い東京湾の水温が上昇してことも見て取れます。

kuro


水温上昇+澄み潮は、たとえばカワハギでは追い風となり、水温の上昇で活性が上がり、目でエサを探すカワハギのこと、澄み潮が視界をきかせます。


大切なことは、日々このような変化を追いながら釣果情報なども見て行くと、その魚種ならではの行動パターンが見えてくるもので、船に乗る前からある程度の釣り方、戦略を用意して行けることではないでしょうか。