なぜカワハギ釣りでは聞きアワセ? <前編>より続きます


そこで、人間の力でロッドを大きく煽りアワセを入れてしまうと、カワハギは上を向かされる事になり、ハリ先は歯の裏側を擦って出てきてしまいます。

そうやってバラシてしまったハリ先は、先端が鈍くなっていたり、折れていたり、外側にめくれている事があります。


ですから、聞き合わせをすることによって、カワハギはユックリと持ち上げられるわけで、刃の裏側にハリ先が引っ掛かっていたとしても、態勢を変えられたカワハギ自らが頭を振って泳ぎ出してハリ先を移動させ、歯以外の部分にハリ掛かりさせてしまうのです。


ですが、ゼロテンションの釣りなどは、短かなストロークの即アワセが効率的となってきます。

なぜか?

ゼロテンションでは幹糸が張っている状態ですので、ハリが仕込まれたエサをカワハギが口の中に入れると、エダスが張り幹糸に伝わりアタリとなって目感度や手感度に表れるのですが、そのアタリを出すカワハギ自体も違和感を感じるようで、エサを口の中に入れて吐き出す時間が短くなる為に即アワセとなるのです。


ちなみに、僕の聞きアワセのスピードは、1秒間に1m位です。


【今後の釣り教室】

12月10日(Sun) カワハギ釣り教室 at 巳之助丸さん(キャンセル待ち受付中)

12月16日(Sat) 湾(アカメ)フグ釣り教室 at えさ政釣船店さん(キャンセル待ち受付中)

12月17日(Sun) カワハギ釣り教室 at えさ政釣船店さん(募集中)

12月29日(Fri) カワハギ釣り教室 at 巳之助丸さん(募集中)



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