魚の気持ち 《前編》 高活性編 より続きます


前編では活性が高くなる要因を書かせていただきましたが、活性が低い時、いわゆる食いが渋い時、魚探に反応が出ているのに魚が口を使わない時などは、どんな要因があるのでしょうか?


活性が高い時を人にたとえると、お酒を飲んでほろ酔いになっている時と似ているかも知れません。

陽気で饒舌になり、自分から他人にアクションを起こすことが多い、いわゆるハイテンションな状態を想像していただくと分かりやすいかも知れません。

一方低活性の時は、熱があったり具合が悪かったりと、自分からアクションを起こすというよりは、ジッと耐えているような状況なのかも知れません。


実際に海では、このような状況のときに活性が低いと言えると思うのです。

①潮が流れず止まっている時

②高い水温期ならば冷水塊などが入り水温が急激に下がった時

③潮色 濁り⇔澄み 魚種による

④低水温期

⑤適水温の範囲を超えた水温となったとき

⑥波浪による底荒れがあるとき

⑦捕食魚が回遊しているとき


自然界、野生に生息する魚ですから、釣り人のエサが美味しい食べ物であったとしても、不自然な動きをしていたり、糸が付いていたりと、魚に不信感を与えていると考えられます。

用心深くなっている老獪な魚ほど警戒すると考えられますし、釣り上げるのは難しいものです。


魚の気持ち 魚の気持ち 《後編》 魚の食事時間は? に続きます


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