釣り教室でご質問をいただいていた「抜き上げ」と「ヒラウチ」について書いてみようと思います。
先ずは「抜き上げ」です。
カワハギやフグなど、比較的そう大きな獲物ではなく、水面から抜き上げられる魚の場合、こんなところに気を付けてみると良いかも知れません。
魚はハリに掛けられると、人のようにそれを外す手がありませんので、頭を振り泳ぎながら抵抗します。
それがいわゆる「引き」と呼ばれ、釣りの1つの醍醐味でもあります。
そのように、ハリに掛けた水底近くでは強く抵抗するものの、大抵の魚は水深があればあるほど、水面付近では水圧の違いによって、それまでの暴れるような抵抗は弱まることが多いのもです。
また、海水であれ淡水であれ、水には浮力があります。
ですので、水から出した=抜き上げた 途端に重くなってしまい、ロッドとラインの角度、魚の重さによってはロッドを破損してしまうこともあるのです。
ではどうしたら、無理なく抜き上げられるのか?
それは、水中では浮力があり、空中ではそれが無くなってしまうことがヒントなのです。
ですから水中でも空中でも定速で抜き上げれば、魚は水面を割った途端に重くなり、ハリス切れ、口切れなどが起りバラシてしまう場合もあります。
抜き上げのコツは、水面付まで誘導して弱り加減の魚がこちらを向きまだ水の中にいる時、それも抜き上げる瞬間に速度を加速して上げます。
この時ロッドには荷重が掛かっていますが、ラインとロッドはの角度は、ロッドに無理が掛かり難い直角付近にします。
速度を上げて抜き上げれば、魚は空中でも惰性となって手元に向うわけで、浮力が無くなり相対的に重くなった魚の重量をゼロ近くに軽減させます。
その時ロッドはなるべく無負荷に近い感覚で、抜き上げた魚の軌道を、手元に入るように修正する位の感覚となります。
空中で魚の重さを軽くするために、まだ浮力があるうちに魚を加速させ、その惰性を利用するのです。
以上の事から、ラインとロッドの角度が鋭角では折れやすくなるロッドは、この時ほぼ無負荷となります。
ですが、水面に出てきた魚へのハリの掛かり所を確認してから抜き上げることは言うまでもありません。
抜き上げとヒラウチ 〔中編〕ヒラウチに続きます
【釣り教室のご案内】
湾(アカメ)フグ釣り教室 at えさ政釣船店さん・12月8日(土)・キャンセルが出ました!
カワハギ釣り教室 at 小見山丸さん12月9日(日)・難しい時の釣り方は?まだ余裕がございます
〔New〕アマダイ釣り教室 at えさ政釣船店さん12月23日(日・祝)・ただ今13名様のご予約
〔New〕湾(アカメ)フグ釣り教室 at えさ政釣船店さん 12月24日(月・振替)・今季絶好調です!
※数々の実績がある “RYO'S METHOD仕掛け” の作成法、その後ご参加の皆さまとの懇親会を行う仕掛け作り教室も随時お受けしております。
【RYO'S METOD How To DISC】
〔New〕湾フグのチラシバリ仕掛けを解説しながら作製 RYO'S METHOD チラシバリ仕掛け!
船にもある釣り座の優劣を解りやすく解説 潮の流れと風と釣り座
カワハギ仕掛け作りのご参考に RYO'S METHOD カワハギ仕掛け作りの決定版!
鋭い歯を持つタチウオにハリを飲ませて掛ける RYO'S METHOD タチウオ仕掛け
2000本ものアナゴを釣った仕掛けを解説しながら作製 RYO'S METHOD アナゴ仕掛け
2017 RYO'S METHOD の集大成である Compilation Film
※詳しくは、ブログ右上段の「メッセージ」にてお問い合わせいただけたらと思います(スマホの
場合は画面下端の「PCモード」にしていただくとメッセージ欄が表れます)。
※DISCの発送に限り、1回に1枚 “RYO'S METHOD ステッカー” を同封させていただいており
ます。
林 良一 facebook
先ずは「抜き上げ」です。
カワハギやフグなど、比較的そう大きな獲物ではなく、水面から抜き上げられる魚の場合、こんなところに気を付けてみると良いかも知れません。
魚はハリに掛けられると、人のようにそれを外す手がありませんので、頭を振り泳ぎながら抵抗します。
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そのように、ハリに掛けた水底近くでは強く抵抗するものの、大抵の魚は水深があればあるほど、水面付近では水圧の違いによって、それまでの暴れるような抵抗は弱まることが多いのもです。
また、海水であれ淡水であれ、水には浮力があります。
ですので、水から出した=抜き上げた 途端に重くなってしまい、ロッドとラインの角度、魚の重さによってはロッドを破損してしまうこともあるのです。
ではどうしたら、無理なく抜き上げられるのか?
それは、水中では浮力があり、空中ではそれが無くなってしまうことがヒントなのです。
ですから水中でも空中でも定速で抜き上げれば、魚は水面を割った途端に重くなり、ハリス切れ、口切れなどが起りバラシてしまう場合もあります。
抜き上げのコツは、水面付まで誘導して弱り加減の魚がこちらを向きまだ水の中にいる時、それも抜き上げる瞬間に速度を加速して上げます。
この時ロッドには荷重が掛かっていますが、ラインとロッドはの角度は、ロッドに無理が掛かり難い直角付近にします。
速度を上げて抜き上げれば、魚は空中でも惰性となって手元に向うわけで、浮力が無くなり相対的に重くなった魚の重量をゼロ近くに軽減させます。
その時ロッドはなるべく無負荷に近い感覚で、抜き上げた魚の軌道を、手元に入るように修正する位の感覚となります。
空中で魚の重さを軽くするために、まだ浮力があるうちに魚を加速させ、その惰性を利用するのです。
以上の事から、ラインとロッドの角度が鋭角では折れやすくなるロッドは、この時ほぼ無負荷となります。
ですが、水面に出てきた魚へのハリの掛かり所を確認してから抜き上げることは言うまでもありません。
抜き上げとヒラウチ 〔中編〕ヒラウチに続きます
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