もう10年近く前になるでしょうか、マゴチ船に乗った時、船長にクセを指摘された時のお話しです。


マゴチ釣りの仕掛けは簡素で、中オモリの先に一尋のハリスにハリといったもので、そこにクルマエビの小さなサイズであるサイマキを付け、マメにタナを取り直しながら、サイマキが底スレスレに泳ぐようにトレースして行きます。

アタリは最初小さく、エサを食い直すのか、段々と大きくなって行くのです。

そこで船長に教わったことは「10引き込まれたら5戻す」といった、アタリがあった場合はロッドのテンションを抜かない=エサが逃げてしまうことを演出するようにとのことでした。


アタリが大きくなってきて、いよいよハリ先がマゴチの口の中に入った時がアワセ時なのですが、その時、カワハギ釣りのような聞き合わせ気味のアワセをしたのでした。

そしたらすかさず船長は船のマイクで「りょうさん、カワハギのアワセのクセが付いてるよ」と言い終わるが早いか、操舵室から飛び出してきてアワセの仕方を教えてくれました。

それは

リールごとパーミングしている右手はそのままに、左手はロッドエンドを握って、4号ハリスの限界ギリギリまでアワセのパワーを入れる事だったのでした。

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マゴチの上顎は固く、そんなアワセでそこを貫くのです。


水曜日はそんな船長の船に乗りに行きました。


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