先日のヒガンフグ釣りでのこと、風がほぼ無く絶好のフグ釣り日よりでした。
風があると船が風波で翻弄されてしまうほか、軟らかなトップの湾フグロッドのこと、トップに強めの横風が当たると横揺れしてしまい、小さなアタリを目感度で取ることがかなり困難となってしまうのです。
また当日は潮の流れが緩く、ホバリングしての居食い+千切り取るような摂餌も手伝い、アタリもごく小さなものでした。
こんな時はおしなべて活性が低いものなのです。
活性が低いと、たとえばキャストしてサビいてきての釣りなどは、誘いに惹かれることはするものの、エサの移動が早ければ「追いつかないや」とでも思うのか、エサを追うことはしないことが常なのです。
そんな時船の流しが早ければ、やはり同じ状況となり、アタリが遠のくものです。
先日の船長の流しはかなりユックリ目で、船長曰く「0.1ノット位」とのことでした。
1ノットは1秒間に0.514m進む早さですので、0.1ノットだと1秒間に5㎝位しか船が移動していないことになります。
そんな流しでは、ラインはほぼ垂直に立った状態となるため、定点での垂直の誘いを繰り返すことになります。
その誘いでは、活性が低いフグの目の前を何回もエサが通過するわけで、つい口を使ってしまうことになるのかも知れません。
そんな魚の気持ちを推し量れる船長の操船には、今後も期待してしまいます。
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