釣り教室では、ポイントで皆さまの釣り座の間に入らせていただき、釣り姿をご覧いただきながらご質問をいただいたり、お話しをすることがあります。

その時、先日のカワハギ釣り教室ではこんなご質問をいただきました。


その方は、船のタナにご自分で結んだと思われるハリス付きのハリを十数種類用意、各種の中オモリも持参されたりと、カワハギ釣りに対してかなり熱心なようでした。

「お隣に入れさせていただき、少しの時間釣りをさせていただいてもよろしいですか?」と両側となる方々にお聞きし座らせていただき、釣りを始めると間もなく様々なご質問をいただくことがあるのです。


その日はPEラインについてでした。

「釣り友達が『カワハギ釣りにはPEラインは細い方が良い』と教えてくれるんだけど、なぜ細い方がいいの?と聞くと『今のカワハギ釣りでは常識なんだよ』とは言ってくれるんだけど、何で細いPEがいいのか分からないんだよね・・・・」とのことでした。

その方にはこうお答えさせていただきました。


「逆に、PEラインが太かった場合はどうでしょうか?

海には潮の流れがあり、風がある日などはその風の影響でも流れが起こるものです。

その時ラインが太ければ、海中のラインは潮の流れに押されてループ状になってしまうことが想像できます。

その状態では、アタリが小さいカワハギの事、目感度アタリはスポイルされてしまうことでしょう」

「ですので、細くても強度があるPEラインのこと、細いモノを使うことで潮切れを良くし、水中でのラインのループの弧を大きく、なるべく直線に近くして、小さなアタリをなるべくスポイルさせないようにするのです」

とお話しさせていただきました。


PEラインについてのご質問 ≪後編≫ へ続きます


【釣り教室のご案内】

タチウオ・アジリレー釣り教室 at えさ政さん満船御礼キャンセル待ちとさせていただきました。

マルイカ釣り教室 at 海楽園さん
お後4名様となりました。


【RYO'S METHOD How To DISC】

 2019 Compilation Film 完成! 関連記事

船の流し方向を予測し有利な釣り座を導き出す・潮の流れと風向きと釣り座

RYO'S METHOD の湾フグ、タチウオ、カワハギ釣りを網羅・Compilation Film

湾フグのチラシバリ仕掛けを解説しながら作製・RYO'S METHOD チラシバリ仕掛け作り

シンプルなカワハギ仕掛けに詰まった必釣のアイデア・RYO'S METHOD カワハギ仕掛け作り

鋭い歯を持つタチウオにハリを飲ませて掛ける・RYO'S METHOD タチウオ仕掛け作り

年間2000本ものアナゴを釣り上げた・RYO'S METHOD アナゴ仕掛け作り

詳しい内容、お問合せは、ブログ上段右の「メッセージ」にてお問い合わせいただけたらと思います(時折送信メールが返信されてきてしまいます。迷惑メール設定を解除していただけたらと思います)。
スマホの場合は画面下端までスクロールしていただき「PCモード」にしていただくとメッセージ欄が表れます。


林 良一 facebook