釣りでは・・・

「昨日良かったのに今日はダメだねぇ」

「明日はいいんじゃないか?」

など「釣り師の時世に今は無い」という言葉もあり、釣りはそれほど奥が深く、経験を積んでも中々思うように行かない様を表しています。


タチウオなどその最たるものの一つで、前日反応バッチリで高活性、好釣果、今日も期待と出掛けるも反応が全く消えていて・・・、なんていうことも珍しくなく、ゆえ「幽霊魚」の異名もあるほどです。


先日のタチウオ釣りでは、好反応が出っぱなしの時もあるのですが、7m付近のタチウオの反応に仕掛けを丁寧に、そして集中して通すも、船中誰のロッドも曲がらないのです・・・

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そんな時船長は、お客さんに釣らせてあげようと、僚船と情報交換、他のポイントに移動しようかどうかと考えるものではないでしょうか。

先日は富津沖のポイントでしたので、対岸の猿島沖には深場のタチウオポイントがあったのです。

真夏の暑いさなか、反応はあるものの口を使わないタチウオ、数人の方からも「深場に移動はしないのか?」とのお声もいただいておりました。


そのポイント移動に20分位でしょうか、走る船上は心地よい風が吹き、皆さんリフレッシュして新たなポイントへ向かう様が想像できます。

ただ、深場で釣れていれば良いのですが、水深10mから70mへ移動ということは、オモリが重くなり、投入する際のタイミングのずれ、ラインの太さの違いなどから、どうしてもオマツリの頻度が上がってしまいます。

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中乗りさんが船長と僕の間を行き来し、その移動のタイミングを計っていたのですが、いざ移動しようとするとポツポツとタチウオが上がるのでした。


ではと船長は、移動の時間のロスを鑑み、その日浅場1本に絞り、終盤の釣りを浅場で粘り抜いたのでした。


個人的には、船長方々には揺るぎない信頼をおいていて、こういった時は船長判断、こちらからポイント移動の話しなどはせず、もし船長から相談を受けたら自分の考えをお話しさせていただいています。


また、帰宅後に各船の釣果情報を見比べて、一喜一憂するのは悪い事ではありませんが、もしそれが優れていない時に、それを船宿さんに、船長に戻して意見することはいかがなことかなと思っています。


林 良一 facebook        instagram          Twitter



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