以前、DAIWA が主宰で開催されていたTKB「東京湾カワハギバトル」では、カワハギ3枚の全長を足した寸法で勝敗を競いました。
また、11月に開催される「第21回 えさ政釣船店カワハギ大会」では、やはりカワハギ何枚かの長さの合計で勝敗を決めます(数釣り賞もありますが)。
ある年のフィシングショーでは、DAIWA船ブースでのカワハギトークショーの時に【大型カワハギを釣り上げるには】というタイトルで、A4一枚にまとめたものをお配りしたことがありました。
その冒頭には
大型のカワハギは、ある意味小型のカワハギよりも釣りやすいかも知れません。
ただ大型になれば自然界で外敵、漁師の網、釣り人の誘いの中生きた老獪さを持っている筈で、その個体数は大型になるほど少ないことは想像に違わないと思います。
では、そういった大型カワハギを釣り上げる「確立を上げる方法」は?
と書かせていただきました。
そこからは7つのチャプターがあり、それぞれ短く勘所をまとめてみたのです。
その1つ目は<動かさない>で、このように書きました。
<動かさなさい>
仕掛けの上下の追従、幹イトをクルッと回る回転半径などは小型程早く巧みにでき、大型程その早い動きを追い切れず動きが緩慢と想像される。なので、仕掛けはなるべく動かさない、動かさない事が誘いとなる。
〔解説〕
たとえば遊漁船上にお相撲さんと幼稚園児がいたとします。
二人は鬼ごっこをします。
お相撲さんが鬼で船上で幼稚園児を追いかけまわす様を想像してみてください。
狭い隙間や角などでもスルリと、あるいはちょこまかと逃げ回る幼稚園児を捕まえるのに、お相撲さんはかなり難儀することが思い浮かびます。
それが「その早い動きを追い切れず動きが緩慢と」という意味で、実際に仕掛けを動かし過ぎて止める間が無い=食う間が無い場合、大型カワハギはエサを発見しているものの、その動きに追従することができず諦めてしまうといった考え方なのです。
ですから「動かさない事が誘い」とあり、大型カワハギが摂餌しやすい時間を取ってみることが大切になってくるのです。
「でも、オモリを着けて仕掛けを動かさなさなければ、トラギスなどのゲストもエサを狙ってきちゃいますよね」ですよね!
そうなんです、そういった状況になるってしまうので、ゲストにエサを摂らせることを根気よく続けながら釣りとなる場合もあるかも知れません。
また釣りでは「活性の低い時ほど動きを遅く」といったセオリーもあり、低活性時の釣り方に似ているかも知れません。
また先に「その早い動きを追い切れず」と書きましたが、常に仕掛けを動かしているSF釣法では、ハリスを長くすることで、エサが一瞬、連続的に止まる間を作っていると考えられます。
「オモリやエサがここにあるよ」といったアピール=誘いも大切なのですが、大型カワハギを釣る効率を上げるには、やはり止めておく時間も大切になってくると思われます。
大型カワハギを釣り上げるには②に続きます
2021 DAIWAカワハギ最前線製品インプレッション
DAIWA 極鋭湾フグ-178 インプレッション動画
林 良一 facebook Twitter
【釣り教室のご案内】
テンヤタチウオ釣り教室 at えさ政釣船店さん・お後7名様となりました。
〔New〕カワハギ釣り教室 at えさ政さん・11月の開催です!
ヒガンフグ釣り教室 at えさ政釣り船店さん・満船御礼キャンセル待ちとさせていただきました。
※会社の釣りクラブや、釣り好きのお仲間での、プライベートでの釣り教室もお受けしております!
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では、そういった大型カワハギを釣り上げる「確立を上げる方法」は?
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そこからは7つのチャプターがあり、それぞれ短く勘所をまとめてみたのです。
その1つ目は<動かさない>で、このように書きました。
<動かさなさい>
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【RYO'S METHOD How To DVD】
船の流し方向を予測し有利な釣り座を導き出す・
2度のDKO優勝に導いたノウハウが詰まったカワハギ仕掛け・
湾フグチラシバリ仕掛けを解説しながら作製・
RYO'S METHOD の集大成・(コンピレーション フィルム)
年間2000本ものアナゴを釣り上げた・
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