「ハリを噛んだアタリ」感じたことはありますでしょうか？

人間のように歯がある魚で、その歯でハリを横咥えした時の手感度アタリなのです。

個人的にはカワハギやフグを釣っていて感じるアタリで、穂先が曲がる目感度アタリが出なくてもハリ掛かりさせることができます。


この「ハリを噛んだアタリ」には、感度に優れたロッドが不可欠で、ダイワではSMT(スーパー・メタル・トップ)やメタルトップがその類となり、カーボン素材やグラス素材よりも圧倒的に手感度に優れています。



誘った直後にゼロテンション、それを横から穂先を見ている方には目感度アタリとして穂先が動かなくても、ロッドを握っている釣り師の掌には手感度としてハリを噛んだアタリが感じられ、アワセに行くとハリ掛りするのです(百発百中というわけには行きませんが・・)。


そうしたアタリが取れ、SMTが世に出てくる以前には感じえなかったアタリで１枚を掛けることができるのです。

自分の釣りの中で繊細な釣りになればなるほど、SMTに担うところは大きくなっています。




林 良一 facebook　       instagram          Twitter