先日リリースされた2022年のダイワのカワハギ動画、“上級者への道” 「カワハギ名手の常套手段」ですが、動画をご覧いただいた方よりご質問をいただきました。

ご質問はここから

硬めの竿の紹介を担当したりょうさんは、アタったらパーミングを緩めることで弾かないようにしている、とのこと。

ここがどういうことなのか、手元に「チクッ」ときたら緩めてるのか?その後どのタイミングでアワセに転じる?など頭の中が「ハテナ」でいっぱいです。

とのことでした。


硬調なロッドは曲がり難い=曲げるのにより大きな力が必要 なのですから、啄むような摂餌をする産卵期や産卵後に普通に使っていてはアタリの初動を弾きやすいものです。

ですから誘い終わった後のゼロテンション時、または聞き上げてアタリを創り出す時には、いつアタリがきてもロッドごとリールを握ったパーミングを緩くすることを心掛け、リールのスプールの軸を中心として掌(たなごころ)の中でロッドが下方に動くようにします。

僕のゼロテンパーミングではそういった所作が、そんなに難しくなくできます。

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「ではそういった時、穂先を下げて中オモリで弛ませては?」といった疑問をあるかも知れません。

確かにそういった所作が有効なこともあるのですが、目の前で下方に消えたエサを追わない事が多い時期でもありますので、パーミングを緩めて、「啄んでいるエサの自由度をその場で上げてあげる」のです。


実際には、聞き上げの最中にアタリを感じたら、その瞬間にパーミングを緩くしてあげるわけです。

そうすることにより、ラインを張っている時よりもテンションが抜け、エサを「啄む先にある吸い込む」をしやすくしてあげるのです。

緩いパーミングで持って行かれる穂先、なお穂先とラインを鈍角に、その後に来るひときは大な頭(かぶり)を振るアタリで聞き上げると高確率でフッキングします。

要は「アタリの初動を感じたらパーミングを緩く=ロッドとラインを鈍角にして行きながら、より大きなアタリになった時に聞き上げる」が肝です!


Jさん、応援しております!!

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