東京湾中東部に位置する竹岡沖。

カワハギ釣りの大場所であり、カワハギシーズンには湾奥の船のみならず、神奈川側の船も多く見かけるものです。

湾奥出船では、その竹岡沖で釣ることになるのですが、先日こんなことがありました。


今季カワハギ釣り教室初日のこと、釣り開始から船を回りひとしきりレクチャーを終えた後ロッドを出してみました。

するとすぐに1枚釣れたので、それを機にロッドを持ってご参加の皆さまの間に入らせていただきながら船を一周、お話ししながら、ご質問をお受けしながら釣りをしたのでした。

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その一周で18枚のカワハギを釣り上げ、そのご舳先で沖上がりまで2枚、合計20枚のカワハギを釣り上げることができました(釣ったカワハギはご参加の皆さまにお分けしています)。

その2日後、同じえさ政さんの船、同じ竹岡沖でのプライベートのカワハギ釣り教室では、舳の釣り座でほぼ1日ロッドを出すも5枚、一昨日のパターンが全く通用しなかったのでした・・・?

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竹岡沖は甚九郎根、ゲバチ根(「ゲバチ」とはカワハギの事)など、大きな根や一部漁礁などがあるものの、おしなべてなだらかな砂地が続き、その途中に低い粒根が点在しており、大型タンカーなどが往来できる深い航路に落ち込んでいます。

「なだらかな砂地に粒根」ですので、水温の変動、濁りなどの他、環境の変化があっても、それをやり過ごすまで隠れてジッとしている場所も少ないように思います。

ですので、ちょっとした変化で急に食わなくなったりするので「魔物が棲む竹岡沖」など囁かれることもあり、苦手意識を持っているカワハギ釣り師も多いものです。

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ただ、上手く嵌れない時でも決して自分の技術が落ちてしまったわけでは無く、カワハギの活性であったり、ちょっとした状況の変化でアタリが減ってしまう事もあるのではと考えられます。

「魔物が棲む竹岡沖」なのかも知れませんが、アタリが遠い時はメンタルを鍛える時と捉え、自分を信じて釣り進めたいものです。


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