これはSNSにいただいたご質問なのですが「りょうさんは捨てカットウ式のチラシバリ仕掛けを使っているようですが、カットウを直結にしている仕掛けは使いますか？」という内容でした。


湾フグ仕掛けには、ワームフックなどの大きな親バリを使った従来の「親バリ仕掛け」と、エサバリを複数(僕は３本)に分けた「チラシバリ仕掛け」があります。

チラシバリ仕掛けは、その全てにエサ付けしなければならない反面、そのエサを食べに来てもハリがあるわけで、アタリの出やすい仕掛けなのです。



また捨てカットウ式は、特にヒガンフグのポイントなど、根掛かりしやすい場所で釣る場合に、ある意味根掛かりしやすい形状のカットウの接続部に自動ハリス止めを介して捨てイトにウイークポイントを持たせて、極細PEラインを高切れさせることなく、再度予備のカットウを付ければ釣りが再開できるのです。



でも、かなり根掛かりがキツイ海堡周りなどでは、捨てカットウを取り去ってチラシバリだけとし、食わせ仕掛けとして使用することもあります。


チラシバリ仕掛けは目感度アタリ、手感度アタリにも優れ、微細な湾フグからのシグナルを釣り師に伝えます。