ここのところ、東京湾の第二海堡で釣れ盛っている小型カワハギ。

海堡とは明治から大正にかけて東京湾に入って来る敵の船舶を迎撃するための砲台を備えた海上に築いた要塞のことなのです。

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その周りの水深は浅いものの、底には海堡を支える為の大きな捨て石があります。

また、観音崎と富津岬の間の潮の速い海域にあり、西には浦賀水道航路が隣接しています。


一方剣崎沖は、三浦半島最南端の剣崎灯台周りを指し、沖には急峻な根があり潮の速いポイントとなります。

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海堡は人工的な根があり、剣崎沖は天然の根がある場所ですが、どちらも根掛かり必須のポイントとなります。


オモリ着底後底を切り、宙からヒラウチしている最中に船が少し移動しただけでオモリが着底せず、それも2mも3mもオモリがストンと落ちてしまう場合も少なくありません。

このようなポイントでは、キャストして引きずっては高確率で根掛かりしてしまい、PEラインにも傷が付いてしまいます。

個人的には真下近くを狙い縦の釣りで誘いを掛ける空中戦を多用します。

海底の根と根の頂点を結ぶ面を底と考えての釣り方です。

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多様なポイントのカワハギ釣り、季節の移ろいと共に周年狙って行けることも魅力の一つです。

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